見出し画像

気になった石ニュース・2023年

ここでは2023年度に気になったの石関連のニュースやイベントを記載しています。
ネット記事は古くなれば、記事自体が削除されていくため、個人的に記録しておきたいと思ったものだけ魚拓しています。

MIKIMOTOパリ店にて新作ハイジュエリーコレクション「Praise to the Sea」発表

2023年7月7日

元記事リンク ↓

コレクション詳細(株式会社ミキモト) ↓

創業者 御木本幸吉が真珠養殖に成功してから130周年という記念の年である2023年に発表するのは、ブランドの原点でもある海へオマージュを捧げたコレクション。
この日のために海をテーマに装飾を施した店内には、MIKIMOTOの新たなクリエーションの数々が並びました。
また、フランスオートクチュール・プレタポルテ連合協会(Fédération de la Haute Couture et de la Mode)公式ホームページにてコレクションムービーも公開されます。
幻想的な海の世界を舞台に、MIKIMOTOのクラフツマンシップが息づくジュエリーの数々が登場します。

※2018年MIKIMOTOはFédération de la Haute Couture et de la ModeにHaute Joaillerieとして加盟
※ハイジュエリーコレクション「Praise to the Sea」は、2023年10月7日(土)から日本より発売を開始

株式会社ミキモト

4万人が来場「鉱物展」に「石を集めた専門店」も登場 なぜ心引かれる?知られざる「鉱物」の魅力【島根・鳥取発】

2023年9月19日

元記事リンク ↓

三瓶自然館サヒメル ↓

ジュラシック ↓

島根・大田市のミュージアム「三瓶自然館サヒメル」の企画展「ときめく鉱物展」の来場者が、開幕から約2カ月で4万人に達した。前年夏に開催された恐竜をテーマにした企画展の4万6,000人に次ぐ盛況ぶりだ。

一方、鳥取・米子市には、鉱物や化石などの「石」を集めた専門店も登場している。なぜか多くの人が引かれる「石」の不思議な魅力を取材した。

人を引きつける「鉱物」の世界
大田市のミュージアム「三瓶自然館サヒメル」の企画展「ときめく鉱物展」。7月の開幕から2カ月で来場者が4万人に達し、記念セレモニーが催された。

4万人目の来場者となった家族には、入館無料の「年間パスポート」やマスコットキャラクターのぬいぐるみが贈られた。

「ときめく鉱物展」では、国内外の鉱物約250点が展示されている。目玉の「アメシストドーム」は長さ2.5メートル、重さ2.5トン。その大きさ、迫力に圧倒される。

「サヒメル」では、夏休み期間に合わせて企画展を開催していて、毎年子どもたちで大盛況だ。2022年は子どもたちに人気の「恐竜」がテーマで、約4万6,000人が訪れた。

その人気に引けを取らない「鉱物」の企画展。一見派手さのない「石」に、なぜ多くの人が“ときめき”を感じたのだろうか。

三瓶自然館サヒメル・今井悟学芸員:
最近、人気のゲームに実際の鉱物の特徴を捉えた形で出てきたりだとか、色んな形で鉱物に接したり、楽しんだりする方が増えてきたのかな

化石や水晶が約1万点も…
今や「恐竜」並みの人気という「石」の世界。石だけに、その魅力に“すと~ん”と落ちていくのだろうか。

そのブームを裏付けるように、米子市には、「石」好きにはたまらないユニークな専門店もオープンしていた。
店内に足を踏み入れると、水晶に隕石(いんせき)、そして大きなアンモナイトの化石も。化石、隕石、水晶など約1万点を扱っている。

ジュラシック!・吉田寛代表:
トップに置いてあるやつ、アメシストですね。

「サヒメル」の企画展でも目玉になっていた「アメシスト」。この店のものは、特に希少性が高いという。

ジュラシック!・吉田寛代表:
金色の鉱物が入っているんです。これが入っていると入っていないのとで値段が非常に違う

“自由な感じ方”で楽しめる魅力
他にも貴重な石がめじろ押しだ。

ジュラシック!・吉田寛代表:
サハラ砂漠に落ちた「NWA隕石」というものです。このNWAですと100グラム1万円くらいからです。

さらにこんな“高額商品”も…。

ジュラシック!・吉田寛代表:
これ100万円します。表面が宝石質なんですよね。きれいで人気があるアンモナイトですね。

宝石のような色合いが特徴的なアンモナイトの化石。値段はなんと100万円だ。吉田さんは石の楽しみ方を熱く教えてくれた。

ジュラシック!・吉田寛代表:
見た人が何を思うかは人それぞれだと思うし、きれいだなと思うのか、かっこいいなと思うのか、古代のものを感じて、昔あった景色を想像するのか、感じ方は人それぞれだと思います。

地表の下で、人間の歴史をはるかに超える時間をかけて作られた鉱物や化石。人間の力が及ばない、自然が作り出したその美しさや希少さに、私たちは心引かれるのかもしれない。

(TSKさんいん中央テレビ)

TSKさんいん中央テレビ(FNNプライムオンライン)

特別展示 - 東京大学・若林鉱物標本:日本の鉱山黄金時代の投影

2023年3月23日 ~ 9月19日

元記事リンク ↓

備考 ↓
図録は制作中

明治時代初期から蓄積されてきた数万点に及ぶ当館の鉱物標本だが、「若林標本」と呼ばれる標本群が基幹の一つとなっている。

三菱合資会社の鉱山技師であった若林彌一郎(わかばやし やいちろう)の名前を冠した、明治末~昭和初期の金属鉱山の鉱石標本を中心として収集した2,000点あまりの標本群で、和田標本(三菱マテリアル)、高標本(九州大学)と並ぶ、日本の三大鉱物標本の一つに数えられている。これまでは全貌が未公開であった若林標本であるが、今回の特別展では、全体のおよそ半数である約900点を選び、当館が収蔵するその他の鉱物コレクションと合わせて展示することで、日本の鉱山黄金時代を回顧する試みとした。

特に、若林標本の展示コーナーは、昭和期の標本展示室の雰囲気を再現し、床下にも数百点の標本を配した異質な空間となっている。ほとんどの標本に言えることは、採集元の鉱山はすべて閉山して久しいことである。

つまり、これらの標本は、日本各地で輝いていた鉱山黄金時代の投影なのである。鉱物研究には、古き良き時代だった往時に想いを馳せて、これらの美しい鉱物結晶をご覧になっていただきたい。

会期:2023年3月23日[木]から9月1日[金]
休館日:開館カレンダーを参照ください
時間:10:00より17:00まで(入館は16:30まで)
会場:東京大学総合研究博物館(東京大学本郷キャンパス内)東京都文京区本郷7-3-1
 丸ノ内線「本郷三丁目」駅より徒歩6分・大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩3分
地図:http://www.um.u-tokyo.ac.jp/information/map.html
展示チラシ:http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2023wakabayashi_flyer.pdf
主催:東京大学総合研究博物館
協賛:AGC株式会社
入場料:無料

東京大学

結局、2023年 noteに記載できたのは3つのネットニュースに留まりました。
2024年はもっと多くの心躍る石ニュースに出会えるのを期待しています。

それでは、本年はここまで。
皆さまの宝石ライフが色鮮やかでありますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?