芯くってるフォトウェディング
うちはほんまにお客様に恵まれていると思っています。
自慢でもなんでもなく、むしろ自分を誇れるところがほぼないので、ただただお客様様でしかないなぁと思ってずっとやってます。
今回ご紹介したいのは、2年前に舞子でアウトドアパーティーをされる予定だったお客様。
とにかくお酒を飲むことが大好きで、コロナが終息してなんの心配もなくみんなで乾杯できる日までパーティーは延期されることに、、
そんな中、当店がフォトウェディングを始めたことをインスタで知ってくださり、ご連絡くださいました。
フォトウェディングのご希望は、舞子での撮影と、なじみの居酒屋さん3軒のはしご撮影。笑
舞子近くのホテルでお支度するか、ご実家でお支度させてもらうか選んでいただき、ご実家にてお支度させていただくことに。
当日は、私は始発でご実家に向かわせていただき、(ヘアメイクの澤村さんは、更に先に入られています。フォトウェディングは早朝の撮影が多いので、澤村さんは前泊されることもよくあるそう!)
電車で海沿いを走りながら、だんだん日が上っていく様子を拝む。
周りは通勤のみなさんでそんなことには慣れている様子。
当日は、旦那さまが用意してくださるレンタカーで移動する予定で、ご実家の最寄り駅に旦那さまが迎えにきてくださったのですが、その車がハイエースでめちゃテンションあがりました。
せっかくやから、もっとでかい車にしようと思ってらっしゃったそうですが、空きがなかったそう笑笑
楽しむ力がすごい、、!
ご実家に到着すると、まさかのお母様から、おにぎりとお味噌汁とお茶のご用意が、、、、
こんなビッグラブを私までいただいてよいのか、、
こんな仕事でよいのか、、、
こんなあったか母親像を絶対に後世に伝えていかんとあかんよなぁ、、自分がこんな風になれるんかなぁ、、とかしみじみ思いながら、おにぎりは後でいただくことにして、お茶だけいただきました🍵
また、お支度中、最高にキュートなおばあさまも登場してくださり、いきつくまもないマシンガントークで楽しませてくださいました。
新婦さまのおおらかであったかいお人柄が完全にわかるバックボーンを、撮影前に目の当たりにさせていただきました。
澤村さんにより完璧な眉毛を手に入れた新婦さまと共に、ハイエースで最初の撮影場所、舞子へ出発!
舞子で、旦那さまご家族、新婦さまお姉さまご家族と合流し、新婦さまが全員分ご用意されたTシャツにお着替えを。
それにしても天気良すぎ、、
心ふるえた家族写真、、、
見えないと聞いていた幸せが確実に見えました、、
愛、、、
舞子をたっぷり堪能し、続いて三宮の居酒屋さんでの撮影のため移動。
車内ではお母様がにぎってくださったおにぎりをいただきました🙇🏼♀️🙇🏼♀️🙇🏼♀️
こうして、なじみのお店を3軒はしご撮影したのち、撮影後のお店で、ご友人たちと朝までお祝いされるという最高のプランニングをされていたお2人、、、!!
これぞ完全なるニュースタイルウェディングやんとその思考の柔軟さに感動、、、
パッケージ化されたフォトウェディングや、パーティー。
その中から選ぶ楽しみももちろん否定しないですが、選択肢は自分の考え方次第で無限にあって、自分たちのフォトウェディングを限られた選択肢のかたにはめにいくんじゃなくて、自分たちが本当にやりたいことをただただシンプルにやったらえぇと思います。
それっぽいことが溢れかえっているので、自分たちが本当にやりたいことが何なのか、めちゃ見えづらくなっている気がするのですが、
そんな中で、こういった芯くったことをナチュラルにされるお客様を見ると、まじでかっこえぇなと思うのです。
もし自分がお客様やったら、そんな発想ができるか疑問なので。
コロナによって、ウェディング業界も全く様変わりしていって、私自身が試行錯誤している日々の中、他人軸ではなくて、自分が何を大切にして進んでいくのかを今一度ちゃんと考えねばとお客様に教えてもらった、そんな一日でした。
ヘアメイク 澤村さん
カメラマン 米田さん