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あれ、私ってアダルトチルドレン?子育てを通して、自分を見つめ直す。①〜長男の不調編〜




私は、他人に怒りを出すのが苦手。

他人の前では、物腰の柔らかいいい人になる。

よく、子どもにあまり怒らなさそうと言われる。


でも、子どもの前では…

怒りで感情がコントロールできない事もしばしば。

旦那に対して怒る事は抵抗があったが

弱い子ども達には出来てしまう自分がいた。

怒った後にくる罪悪感。

そして、自分を責める。

この繰り返し。


でも、母親とは常にプレッシャーを背負っていて

普段から余裕もないし、

感情的な生き物だし、

これが自然だと思っていた。


けれど、子ども達にだんだん影響が出始めていた。


長男が小学校に入学した時は、コロナ禍真っ只中。


緊急事態宣言が出て、学校に登校できなくなり

zoomで授業したりと

先が見えない日々が続いていた。


夏休み明けくらいから、

長男は日曜日の夜になると

「なんか不安。」と言って泣き出す。

怖い夢を見たと言ったり、

頭が痛い、足が痛い、膀胱が痛いと

学校を休む日が増えて行った。


それまでは、学校から帰ってきて

「学校どうだった?」と聞いたら

いつも「楽しかった〜」と言っていた。

友達もできて、勉強もついて行けている。

何が不安なのか、本当に分からなかった。


本気で子どもの気持ちに寄り添うとせず、

学校の先生に相談したりして

対処する事ばかりしていた。


小学生になって環境が変わった事、

コロナ禍での日常が奪われてしまった事、

原因はきっとこれらだろうとは思っていた。

今振り返れば、

それだけとは言えないと思う。


子どもが勉強に遅れないようにと

宿題では付きっきりでついたり、

先回りして、誘導したりしていた。

母親だから、サポートする事自体は悪くはないけれど

簡単な問題を間違えたり、

なんなら平仮名を間違えたりしている息子に

こんな簡単な事も出来ないの⁉︎と

だんだんイライラして

教え方もキツくなっていたと思う。

小学生ママのステージに上がった途端に

いろいろ不安になった私は、勝手にプレッシャーを感じて

そして、無意識のうちに

子どもにプレッシャーを与えていた。

無意識にプレッシャーを与えて続けていた結果、

子どもは不安を感じ

その不安を消化できずに、抱え戸惑っていたのではないかと思う。


本来なら、子どもの不安を受け止めて

子どもを安心させるのが第一だった。

私は、上部だけの安心は与えていたが

内心では、子どもがこのまま不登校になったらどうしよう⁉︎

と不登校子どもの親になる自分を心配していた。

そして、そうならないように奔走していた。

頭が痛いと言えば、病院を受診し

頭には問題がない事を確認した。

足が痛いと言えば、整形外科を受診し

レントゲンや触診では問題がない事を確認。

膀胱が痛いといえば、泌尿器科へ行って問題がない事を確認。

担任の先生と、話を共有しながら

先生のアドバイスなども参考にして関わった。

それに気晴らしに水族館に連れて行ったりした。

それでも、長男の元気がない不安そうな顔で写真に写っていた。

私なりに、長男に向き合っているつもりだった。

でも、本当は学校に行って欲しいから

いろいろ対応しているだけだった。


その後は、初めての運動会があって

行事に参加する事で本人も心境に変化があったのかもしれない。

不安な気持ちを少しずつ、消化出来たのかもしれない。

それからは、不安と言う言葉も少しずつ減っていき

不安だから、という理由や謎の体の不調は減っていった。

今では、楽しく学校へ行けている。

学校が終わってからも、友達と公園で遊んで

勉強と遊びのバランスが取れているように見える。


私がこの経験をアダルトチルドレン目線で見て

まずいな、と思う所は

①世間の目や常識に囚われいる。(特に担任の先生にどう思われるか気にしていた)

②〜させなくちゃ、〜させないと行けないと
自分にプレッシャーを与えて子どもを置いてきぼりにしていた。

③何が不安なのか、どこが痛いのか、友達関係が上手くいってないのか、と外に原因を求めていた。
言語力も乏しい子どもに答えさせて原因をはっきりさせて安心したかった。

今、振り返れば
コロナ禍で旦那の仕事に影響が出ていて
家計にもかなり響いていた。

旦那に対しての不満や怒りも、私の中で消化出来ていなくて

無意識のうちに子どもに伝わっていたかもしれない。

今、自分を見つめ直している最中なので気づけた。

当時は、全く気付けず

なんなら自分は頑張って対応していると思っていた。

全部を私のせいだとは思わないが

もう少し長男を信用して、

長男のペースを見守り、

気持ちに寄り添う。

今となっては、それが大事だと思う。



アダルトチルドレンは、世代で継承してしまうらしい。

アダルトチルドレンの特徴を見ると、私の母親がほとんど当てはまっていた。


……次に続きます☺︎








長男の様子がおかしくなった。

コロナ禍真っ只中の小学1年生。

夏休み明けから、

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