見出し画像

本を読んでいる人は、雰囲気で分かることがある。

仕事関係で、ご一緒する方の中に、妙に共感できるポイントが多い人が稀に現れます。
今日もそう。
話し方が、余裕があって、無理にゴリゴリ話して来なくて、いつも相手がどう思っているんだろう、と考えて発している気がする。

思わず、「普段、どんな勉強をしてその考え方を磨いておられますか?本とか読まれます?」と聞いてしまった。
「はい。経験談がほとんどですが、本も読みますよ。自己啓発本や、哲学、スピリチュアル、小説も好きですね」

やっぱり、、、。
本を読んでいない人がどうとかでは無いけど、本を読んでいないと出せない空気感なるものがある(と思う)
それは、どんな空気感だろう?

◼️愚痴を言わない
基本的に愚痴や悪口を言わないので、聞いていて心地がいい。
仕事上の誰かや会社の欠点を指摘することはあるが、必ず、「こうしたらいいと思う」と、アクションプランを添えている。

◼️話し方に余白がある
話をしてばかりではなく、相手にもボールを渡してくれる。話を聞いてくれる。そのバランスが絶妙。
僕はあまり話す方じゃ無いので、そう言った相手には話す量は多くなるが、それでも話を聞く姿勢が抜群に整っている。
だから、話をしない僕でも、話をしてもいいんだ!って思って話すことができる。単純に嬉しいし、信頼を寄せる。

◼️視野が広い
主に人のことをよく見ている。そして、組織のあり方や、現状をよく観察している。だから、言葉に重みがあり、指摘が的確。
ただし、「こうだ!」といった決めつけはせず、間違っているかもしれないという残し方が上手い。敵を作らない気がする。

◼️目的から考えている。
商売はお客様がいて成り立つ。
それが本質だと思うし、お客様に喜んでもらいたいと思っていることは、恥ずかしいことでも、綺麗事でもなく、とても大事なこと。
「お客様を見ているか、上司を見ているか」
そういう視点から物事を考えられる人。
だから、話の節々に、「それ、お客様を見ているのだろうか」という言葉が出てくる。正しいとか、間違っているとかじゃなく、本質。
そうしないとうまくいかないといったこと。まさに、目的をいつも考えている。

◼️自分というものをしっかりと持っている。
目的から考える、と同じようなことだが、目的やビジョンを、会社としてだけでなく、個人としても持っている。
だから、言葉一つ一つに重みがある。
他の人と違おうが関係ない。目的が大事なことを知っているから。それが、お客様のためとなれば、迷わず行動できる。
会社の目的と、自分の目的が限りなく近いんだと思う。

初めて、「本読まれてますか?」って聞いた。聞いたことで、本を読んでいる人の空気感ということに、確信が持てた。そして、もっとこう言った人と話がしたい!と思った。
僕自身も、本を読んだり、経験をしたり、自分を磨いていかないと、対等に話ができない。
自分というものを、今まで以上にしっかりと持っていたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?