読書記録 <仕事のムダとり図鑑> つづき②

読みながら思い当たることがたくさん出たので、書いてしまいました。
これは、うちの会社が特殊だからなのかもしれません。

グループLINE

会社でLINEを使用しています。担当者同士など、少人数で、情報交換をする程度なら利用価値はあると思います。
文章や、資料が残りますし、スマホで確認ができるので、外出先でも見ることができます。
ただ、グループLINEになった時は少し違うと思います。
「そのグループの人全員に関係のある情報かどうか?」
で考えるべきだと思います。
見なくてもいい人が、見なくてもいい配慮が必要ということです。

うちの会社のムダは、「社員全員グループLINEに、お歳暮やお中元の商品名と送り主が共有される事」です。

僕は正直、全く理解できません。
その情報が必要なのは、上役と、一部の管理職だけです。情報が必要なのは、「お会いした際に、お歳暮のお礼が言えるから」だそう。
大半のメンバーは、会うこともないし、お礼を言うこともない。そもそも、そのお礼が言われたことで、何がどうなるのか分からない。
上役が、お歳暮のお礼電話をするためなら、上役のグループLINEに共有すればいい。
見なくてもいい人に、情報が届かない配慮。
必要だと思います。

会議について

どこの会議でもあると思います。
全体会議・部署会議・管理職会議。

(うちの会社で)特にムダなのは、管理職会議。
役員、管理職が参加し、重要事項の決定が主な目的の会議です。
「イベントの詳細」
「売上、利益などの経営について」

1番の問題は、「社長が口を挟むと、それが決定事項になると言うこと」
なので、会議で話し合ったとしても、社長に確認した時に、社長がNOと言えば、NOになるんです。
最悪なのは、親睦旅行を検討する部署が企画立案を話し合い、管理職会議に持ち寄った時、その案を聞く前に
「今度の旅行は、北海道にしようと思う。予算も決まっている。この旅行は、親睦を深めることと、社員が成長するため」
と、行き先や目的、金額の草案が示されたことです。
それをされたら、誰も何も言えません。
その前に企画立案した時間はなんだったのか。と当然思います。

会議の目的がそもそも明確じゃないことと、
決定権限者が決まっているのなら、決定するための会議になりません。

ムダをなくすために、提案する時について

全体像からの逆算をしています。
一般社員の僕としては、経営側のことや情報がないので、深いことは分かりません。
「わからんのに、言うな」と思われるかもしれません。

逆算というのは、「目的からの逆算」
まず、目的(ゴール)を確認します。これは、上司や管理職や経営陣に決定権があるので、僕自身で左右させられることではありません。
目的が変われば、やることが全く変わります。逆算ができないので、何も進められません。

その次には、作業や流れを分割します。分割すると見えてくるのは、
「僕ができることと、僕が出来ないこと(わからないこと)が分かれてくること」です。
〇〇の場合、□□ですか?
と、方向が変わることを、事前に察知し、詰めておきます。

あとは、やるべきこととスケジュールを明確にし、上司に承認を得、関係者に共有しながら進めること。
仕事上での最大の無駄は、

  • やり直しが発生すること

  • 急な仕事が、予期せぬタイミングで入ってくること

だと思っているので、できるだけその危険性を排除しておくようにしています。
何はともあれ、一般社員の自分がコントロールできることなんて、少ないため、提案をし、ムダを省いていきたいと思っていますが、よくしたい提案をしているけど、受け入れられない事が多々あるので、うまく立ち振る舞っていきたい。「無駄をなくしたい」を発端に、そんなことを思いました。


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