心を整えてきた考え方

 「長谷部選手、現役生活お疲れ様でした」

 サッカー選手の長谷部誠選手が、現役を引退された。メディアに出られる事が増え、テレビでお見かけすることが多くなった最近。

 「僕は特徴のないプレイヤー。監督が変わった時、試合に出られない事が多かった。そんな時、監督や環境のせいにせず、どうすれば使ってもらえるか自分が変わることに意識を向けた」そう仰っていた。

 人を変えようと思わず、自分に目を向け、前向きに行動する。その方が「自分が成長できる」と。

 野心とか、欲とか、そういう人との比較じゃなく、「自分の成長のため」という考え方は、日々、努力を重ね、行動する上で、大きな原動力になると思う。心が折れづらいし、行動の理由は自分にあれば、自分との対話であり、心を掻き乱すものの自分ということになる。

 個人的な意見として、とても仏教的で、ロジカルで、読書家の長谷部さんらしい言葉や考え方だな、と、とても共感できる。僕も近しい考え方を持っている方なので、周囲の言動で自分にストレスを感じることは少なく、怒ることは滅多にない。
 なんか似ている。そう、勝手に思った。自分に対して意識を向ける方が、「自分自身の平穏が保たれる」から。「自然体」で、「ニュートラル」で、ぶれない。そんな言葉を、長谷部選手から聞けることが、僕にとっての自信。「僕もそのままでいいんだ」って思うことができるから。

 現役生活、お疲れ様でした。これからも、ご活躍を応援しております。

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