Pre Track_trigger+tableau+ski(会議資料はクロス集計表)

加齢を自覚するおじさんになったころ、スキーをはじめた。
コピー用紙の端で切った指の切り傷の治りが遅くなり、
風邪を引いたあとの治りも遅くなり、
アルコールの回りは早くなった、ころだ。
歳を重ねると昨日までできていたことが少しずつできなくなってくる。

スキーは滑れば滑るほど上手くなる(気がする)。
昨日よりも、少しだけ体重移動のタイミングと加重ポイントを掴み、
わずかながらも鋭いエッジングをしながら、ターンに入ることができる。
シーズンが変わると、大きく技術も下降し、
元の水準に戻るまで何日もかかるものの、
それでも、上手くなったことを実感する。
周りの人たちと比べると、まだまだ全然下手だが、
そのことが分かるくらいには上手くなった。

昨日できなかったことが、今日はできると楽しい。
パソコン操作一般は得意だったはずなのに、これも衰えを感じてきた。
まだ、これからも技術習得をしていきたい。
tableauをはじめた。


会社の重要な会議資料が大きなクロス集計表で行われている。
たくさんの数字だらけだ。
知る限り二十数年超はこの形式で運用されている。
なので主要な参加者は数字オンリーの資料を見慣れており、
人によっては見ただけで頭の中でグラフを描画している様子。
見慣れていない自分には違和感。
はじめは自分が見慣れていないだけだと考えていたが、
Tableau : Bronze Demoなどを見ていると、
違和感の方が正しいのでは、と思いはじめた。

たくさんのえらい人が慣れ親しんだクロス集計表なので、
すぐに変えることは到底できない。
それとは別に、(重要度は大きく下がる気がするが)
自分が定期的に発信する資料もあったので、
それをtableauに置き換えることにした。
まずは種まきから。


いざはじめてみると、とても難しい。
YouTubeなどで見ていた印象とは全く異なる。
Drag&Dropでささっとグラフの描画はできるのだが、
Excel職人と化して作りこんだグラフを再現しようとすると、
イキナリ難しくなる。
二重軸でアレとコレも一緒に表示したい、
この部分でこのような見栄えでラベルを表示したい、など、
一歩ずつ、つまづいていく。

JTUGの「初心者向けTableau相談室」にも何度かお世話になった。
徐々に自分があまりにも低レベルな質問をしていることに気づく。
その気づきを得られたことが一番の収穫であった。

困ったので、tableauの技術支援をお願いできる会社を探した。
いくつかの工程を経て、1社と契約に至ることができた。
とても助かる。
自分ではできなかったことが、具体的な手順を教えてもらい、
形になっていく。うれしい。
自分の脳みそは使われていない(理解するので精一杯)。

そんな中、tableauユーザーイベントに参加してみると、
以前、相談室でお世話になったDoctorからの声掛けもあり、
DATA Saberへの応募を考えはじめた。

apply日(開始日)が4月下旬。
ちょうど、スキーシーズンが終わるころである。

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