会話の最初の話題で伝わるメッセージ。上長が部下に安心感を与える声の掛け方。精神的安全性を高める組織づくり。

今工場で働いている。その工場での出来事なのだがとても働きやすい!理由はいくつかあるのだが職場の上長の方の新人への声のかけ方にあるように思う。新人に安心感を与えてくれる。これは工場のどの上長もそういう声の掛け方をしてくれるから仕組み化されているものなのだろう。すごい文化だ。


具体例をあげたい。

会話の最初の話題に何を持ってくるかで伝わるメッセージが変わる。例えば『お!おつかれ!売り上げはどうなってるか?!』という声の掛け方であればその後の会話がどのような会話であれ伝わるメッセージとしては何よりも売り上げが大事だ。という事が伝わる。



それが自分の今いる工場では『おつかれ!どうだ?!身体とか痛くなってないか?』という言葉をどの上長も掛けてくれる。『仕事覚えたか?!』でも『ミスするなよ』でもなく『身体痛くなってないか?!』である。これで伝わるメッセージとしてはあなたの身体の事を氣にかけてますよ。というものだ。とても安心感を感じる。もちろんどこか痛くなって労災になったら面倒だし工場の生産性を上げる為に元気でいてもらった方がいい。という理由からだとしても身体の事を気にかけてもらえる。というのはそのままあなたの事も大切ですよ。というメッセージを感じる。そういうマニュアルだったとしても新人である自分に安心感を与えられているので成功していると言える。


上長から部下への声かけの最初の話題で伝わるメッセージがあるな。と思った。もちろんその後で仕事覚えたか?!とかちゃんとやれよ!とかはもちろんあるが最初の話題に体調や身体の事を気にかけてくれるこの会社の企業文化にいい意味で驚いた。


生産性を上げるためには精神的安全性が大事であると叫ばれている昨今。この文化があるから生産性が高いのかもな!とも思った。

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