2020年の振り返り。今年の俺はいろいろあったなぁ!いや、みんなそうだろ!などと言いながら

はじめに

今年はいろいろあった。みんなそうだ。毎年そうなのだが、今年はより一層いろいろあった!そんな一年だったように思う。

という訳でこの記事では自分にだけ焦点を当てて2020年を振り返ろうと思う。誰のためでもなく自分のため。

主な出来事まとめ

会社で日本一。引きこもり生活。会社を辞める。離婚。家を引き払う。久々の実家生活。無職の日々。

とざっとこんなもんだ。

2020年の目標

人生で1番『自分に時間を使う』年にする

という目標を2020年の1月に決めた。

ふと氣がつくと情報に溢れすぎていて、『自分がしたい事、生きたい生き方』よりも『やらなければならない事、やった方がいい事、周りからどう思われるか』という価値観で行動する事に時間を使っていた。それまではそれにすら氣がついてなかった。いや、薄々氣がついてはいたが見ないふりをしていた。心のどこかでそっちの方が楽だとわかっていたからだと思う。

2020年はそれを無視せず『自分に時間を使って自分の不安や恐れ、避けている事、嬉しい事、やりたい事、本音』と徹底的に向き合う事にした。それを目標という形にするとしたら『自分に時間を使う』という文言になった。

具体性もなく数値化もされてないし期限もないしご褒美も罰ゲームもないがなんとなくそれでいいような氣がした。

結論から言うとそれで良かった。と思っている。そして2020年はコロナのおかげもあり、人生で1番自分に時間を使った年だった!と胸を張って言える。

自分に時間を使うとは

自分に時間を使う。という事は曖昧だし定義がそれぞれあると思うので詳しい事は割愛するが、自分における『自分に時間を使う』についてやった事を書きたいと思う。

カフェに行ってノートとペンを取り出して自分の感じている事や思っている事を書き出す。という事をひたすらやった。

その作業の事を『自分に時間を使う』と呼んでいた!というか今も呼んでいる。

なんか長くなった。

その『自分に時間を使う』という事を今年続けた結果起こった事をざっとまとめようと思う。

2020年のまとめ1月〜3月編

1月   

主な出来事 
 週4日出張していた。朝からカフェに行くという事が習慣化した。

2020年の1月はRIZAPという会社で働いていた。コーチングトレーナーという役職をしており、九州エリアのトレーナーに研修を行うために週4日は出張をしていた。主に長崎、佐賀、宮崎、福岡、山口に行っていた。

その出張先の出社する前にスタバに行って、『自分に時間を使う』という事をしていた。その習慣が当たり前になった。段々とその時間を取らないと氣待ち悪い!レベルにまでなってたまに調子のいい時は出社時間を遅らせてまで『自分の時間』を優先させていた!

2月

主な出来事 
母と出雲大社旅行!母に本音をぶつける!バトる。今更の反抗期。

出社前にスタバにて自分の感情や本音と向き合っていると怒り、悲しみ、寂しさ、辛かった事。などがどんどん出てきたりした。それが原因で同じ事を人生の中で繰り返しており、パターン化している事が見えてきた。そしてそれはより掘り下げて行くと母に起因している事が多かった。よって、人生におけるパターンを脱したいと思った自分は母と向き合う事にした。最初は母との関係性は無視していたが意を決して母に本音をぶつけてみる事にした。今思うと本当にこれが1番勇氣のいる事だったように思う。

『自分が悲しかった事、寂しかった事我慢してた事、言いたかった事、言われたかった事、愛されてないように感じた事』をぶつけてみた。自分でも今更何言ってんだという事は分かっている。愛されてなかった訳じゃない。母もいろいろあった!という事は分かっている。ただ分かるとか理解する。という話ではなく自分の感情や本音の深いところから実感できるかどうかという問題であって究極母も本当は関係なくて自分の問題なのだ。それをインナーチャイルドと呼んだりブロックと呼んだら許すとか癒すとか言ったりするのだろうがそれを解決するワークなどもあるのだろうがそんな事ではなかった。それよりも直接伝えないと何も変わらない氣がした。もうそこから逃げてはいけない氣がした。そしてそこに対して行動を起こす事は本当に怖かった。自分の『存在承認』の根底の所と関わって来るからだろう。『こんな事言って嫌われないか、本当の本当はやっぱり愛されてないんじゃないか』そんな事はない。という事は頭では分かっている。ただ、それでも伝える事、ぶつける事が怖かった。

伝えるにあたって家だとはぐらかされたりするから旅行行くぞ!て事にして旅行先でぶつけた。

伝える時になって本当に怖くなった。何度も言葉を飲み込んだ。口が乾燥した。ただ、少しずつ声に出して伝えてみた。『あの時悲しかった、寂しかった、辛かった、俺は生まれてこない方が良かったんじゃないかと思っていた、いい子にしていないといけないと思っていた』などと。伝えているうちに自分でもビックリするぐらい感情が出できた。はじめて母に怒鳴った。最後は母の『悪かったよ!お母さんも大変だったんだよ』と言う言葉でお互い泣いた。はじめて母の本音を聴けた氣がした。お腹の中の方から暖かくなって安心感が広がるのを感じた。『ありがとう』と小さい頃の自分から言われた氣がした。もちろん母が大変だった事は頭では分かっていた。ただ、自分の本音を伝える事、母の本音を聴く事ができた事が自分にとって大きな事だった。本当によかった。自分の存在への安心感が劇的に変わった事の一つだった。


3月

主な出来事 
会社で日本一になる。石垣島に行くために1週間会社を休む。

RIZAPという会社で日本一になった。自分の担当していた九州エリアがとある部門で一位になった!嬉しかった!もちろん自分の実力ではなく周りの人のおかげと運だった。ただ、日本一になったという事実は変わらないので一生自慢して生きていこうと思う。

引き続きスタバでノートとペンを使って自分の本音と向き合っていたある日『いつか石垣島に行きたいな!』とずっと思っている事に氣がついた。『え?!行ったらいいじゃん!いや、ダメだよ!周りからあいつまた遊んでるって思われるよ!しかも行くなら1週間は必要だよ!そんな休めないよ!てかそんなお金あるの?!辞めときなよ!』などと自分の中で会話がはじまった!結局行く事を自分に許した。自分にとっては大きな決断だった!

石垣島にて、海を見たり、居酒屋に一人で行ったり、とてもいい時間を過ごした。その中でも忘れられない体験がある。

石垣島2日目の晴れた日。
原チャリを借りて石垣島を一周する事にした。青空が氣もちいい石垣島の晴れた日に車もほとんど通らない田舎道を半袖に半ズボンで明確な予定もなくただただ走っていた!肌に触れるカラッとした風が氣もち良かった!何だか笑えてきた!氣づいたら大声で笑いながら原チャリを走らせていた!自分でもなんでこんなに笑っているのかわからなかった!!ただ、心の底から【人生は自由だったなそういえば】と感じた!あの時の道と空と風と原チャリがその感覚を思い出させてくれた。

石垣島に行く前に『1週間も休めない』とか思っていた自分は何だったんだろう?!とか思ったらそれも笑えてきた!何を真剣に信じてるんだろう?!俺はバカなんか?!いや、バカなんよ!と言ってまた笑いながら原チャリでひたすら走る事が氣持ち良すぎた。

自分はいったい今まで何をやってたんだろう?!という疑問が湧いてくるには十分すぎる体験だった。

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