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辺境と都会をかき混ぜる

 いきなりですが、移住について考えてみましょう。移住とは移動の自由があって可能となります。当たり前だ! すみません、ですが当たり前のことこそ、重要なのです。


 この国では移動の自由は権利として保証されています(中国などは今でも田舎から都市への移住は制限されています)。つまり、どこに行き、どこに住んでも自由であり、誰に文句を言われることもない権利なのです。その結果どうなったか。
 都市に人口が集中することになりました。
説明するまでもないでしょうが、都市には様々な機会があり、機会があると信じて集まることで更にヒトを吸収していきます。反対に、地方や田舎(辺境)には機会が少ないと思われているため、人口が減少します。
 つまり都市と田舎の最大の差は、機会の多寡ということができます。ですから辺境への移住を進める当サイトとしては、機会の多様性について皆さんにお伝えできればいいわけです。簡単ですね。さまざまな価値観があることを伝えることができれば良いのですから。


 まず何より、移動が自由なのですから辺境を拠点にして、ほかの辺境や都会に行くことも自由です。数年戻ってこなくても構いません。辺境と都会をかき混ぜることこそ、重要だと考えます。


 さらに言うと思考実験ですが、都会の中で移動可能な「機会」を辺境に持ち込めばいいんじゃないかと思っております。さて、どんな「機会(チャンス)」なのか。その「機会」については次回をお楽しみください。


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