GKについて(クロス対応)

 おはようございます。卒業式の祭に3年生から最後のメッセージを卒アルに書いてほしいと言われたので「夢中に努力は勝てない」と名言らしい言葉を書いた自称偉人であるいっちゃんです。

⭐️そもそも結果も何も残していないのでかなり説得力もありません。

 さて、今日はGKについて書こうと思います。GK指導をトレセンでも行ってているのでそれがきっかけに試合ではGKも研究しています。GKで一番難しいのはクロス対応です。これは育成世代を見ていて一番トレーニングしないといけない分野です。しかし、逆に指導も難しい分野でもあります。難しいというのはポジションをどこにとって体の向きとクロスの入り方は(ニア、ファー、マイナス)と3種類となるので形式的にコーチングしてしまいます。ライセンスを取りに行った感想ですが、ライセンスで教えてもらったことは役に立ちますが、それをそのままトレセンで教えるなんてのはナンセンスなのでやっぱり自分なり勉強して考えることは大事だと思います。

 そんな中でクロスの時に一番大事なのは

「どのスペースを狙いにいくのか」

だと思います。相手は基本的にスペースがあるところに走り込みます。もう少し具体的にいうとスペースがあればそこへ、なければフェイントを入れて相手を動かしスペースを作りだします。(「ISスペース化WASスペース化」)

 GKは元々存在するスペースに関しての狙いをもつことがクロス対応においては重要です。「ISスペースの把握

 例えば,この試合ではマンチェスターCがGKエデルソンがDFラインと自分の間にあるスペースにクロスが入ることを予測し,そこに狙いを持っているように見えます。リアクションで対応すべきと指導されることもあると思いますが,基本的には「狙う→違うならシュートストップに備えるもしくは修正してクロス対応」ではないかなと。

 GKのクラス対応では僕はまずPA内の状況を確認する

①スペースの把握

②入ってくる相手選手の動き

その後クロスを上げる選手の状況に応じて, どこにクロスを上げるかに狙いを定める

狙い通りならキャッチ。違った場所であるならポジション修正。。

と指導しています。なかなか狙いを持って動けない選手が多いなと感じています。現場ではGKコーチの少ないことが課題ですが,僕自身も含めてGK指導はJFAの指導に頼ったものになっているのも事実です。JFAの指導はあくまで僕たちは参考にするだけで選手へは一工夫をしてから指導すべきだと思います。なかなかそれができるコーチは弱小校や中堅校にはいませんね。まあ仕方ないのですが。僕自身も独学で勉強しております。また相談があればいつでもどうぞ!


以上,SHR終了で〜す。

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