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【Rotation】PixInsightで画像を回転
この投稿は2024/5/3時点での内容です。
PixInsight core 1.8.9-2
PC:windows 11
PixInsightの機能の備忘録的な記事になります。
自分で忘れても大丈夫なように(笑
全体画像を回転(Rotation)
元の画像全体を回転させるスクリプト
「 Rotation 」
を使用します。
場所は
PROCESS > Geometory > Rotation
![](https://assets.st-note.com/img/1714723563868-q1LGqvax1P.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714723526795-0U2I1LlcW9.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1714723609196-dgJXoNasSS.png?width=1200)
デフォルトでは反時計回りです。
例えばAngle(°)のところの数値を 90 に変更して実行すれば反時計回りに90度回転します。時計回りにしたい場合はClockwiseにチェックを入れて実行します。実際に実行してみると
![](https://assets.st-note.com/img/1714723781270-mc2uGH8p2v.png?width=1200)
上記画像は左から
1枚目:before
2枚目上:1枚目を反時計回りに90度回転
2枚目下:1枚目を時計回りに90度回転
3枚目:1枚目を時計回りに30度回転
注意点
注意点は回転前の画像に星の位置情報が付いていても、回転後は星の位置情報が失われるみたい?ということです。
というのも、私が星の位置情報が必要なSPCC(SpectrophotometricColorCalibration)
が可能な画像に対して、Rotationを用いて回転を行ったところ、回転後の画像では90度回転、時計回りで90度回転、時計回りに30度回転、いずれでもSPCCを使用するとエラーが出てしまったからです。
もちろん、その場合は、
回転前に星の位置情報が必要な処理を行っておく
回転後にImageSolverを用いて星の位置情報を再び追加する
のいずれかを行えば良いのですが、、、
2の場合、確かにImageSolver実施後、SPCCは可能でした。ただし、90度の倍数で回転したモノ以外の画像では、余白が黒い画像として追加される?ようで、その部分の影響もあってか、SPCCでエラーにならないまでも、正しい色にはならない可能性があるようです。(下画像)
![](https://assets.st-note.com/img/1714722191937-iRHMbEApSj.png?width=1200)
もちろん、私が知らないだけで、もしかするとこれを防ぐ手立てもあるのかもしれません。あしからず(^^;
ではでは。
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