語学学校語彙進化論

こんばんは、11月に入ってゴンの住んでいる南仏は、めちゃくちゃ寒いです。やっぱり人の話(南は冬でも温暖とか過ごしやすいとか)はアテにならないなと思いました。

今日は、フランスの語学学校における学生が使う言葉について、お話したいと思います。
数ヶ月、語学学校にいると、(入れ替わりはあれど)みんなと一緒に成長していくので、みんなの言葉の成長を横から感じることが出来ます(上から目線)。
すると、「この子、突然この言葉を使うようになったな」「あ、その言い回し良いな」とか、そういう面白い発見があります。
今日は、ゴンがクラスで聞いた言葉の中から、いくつか学生が多用しているものをご紹介します。
ちなみにゴンはまだ初級のA2レベルなので、それを念頭に置いて読んでいただければと思います。

1 入門レベル

ゴンの学校(いやほぼどの学校でも)で、ガチのゼロレベル期に習得するフランス語とは、なんでしょうか?

  ”ジュヌセパ”

です。とにかく、これを使う場面が本当に多過ぎて、めっちゃ便利だなと思いました。でもその後、短縮版のジュセパ・シェパって使い始めるのかなと思いきや、そこは結構ずっとジュヌセパなんですよね。とはいえ、全然面白くも何とも無い話ですみません。
ただ、講師から当てられた時に、「フゥ~・・・・ジュヌセパ」となぜか格好をつけて言う学生もいるので、そういった様子を見るのは面白いかもしれませんネ。

2 初級レベル

次に、カフェで「アンカフェ、シルブプレ」と言えるようになって来た頃に使い始める言葉はなんでしょうか?ゴンは、ここは2つあるなと思いましたが、悩んだ末、簡単な方を選びました。2つめは3でお話します。

  ”サマルシュ”

これも、初級レベルになってくると、めっちゃ使うようになります!「ダコー」や「ジュスイダコー」よりも汎用性が高いと判断したのでしょうか、それともどこかで頻繁に聞く機会が出てきたのでしょうか、A2に入ってすぐのレベルの時期に、この言葉をめっちゃ良く聞くようになりました。
ただ、もう1つフランス人が良く使っていそうな、「サルール」の方は、クラスでは全然聞きません。

3 初級レベルにちょっとプラスアルファされたレベル

さらに、初級レベルではあるんですが、少しづつ自分の意思や感情を伝えられるようになって来た頃になると、次の言葉が頻発します。

  ”ケルクショーズ”

めっちゃ便利な言葉で、とにかく何にでもケルクショーズ、とつけておけばそれなりに文章になるので重宝します。が、問題は、クラスで講師から言葉の意味を聞かれた際に、これを使ってしまうこと。

「言葉の意味を聞いてるのに、ケルクショーズコムサ(こんな感じの何か)ってなんやねん」

ってツッコみたくなるときがあって、実際にクラスでも、講師にツッコまれている学生がいました(笑)
便利ではあるけれど、それ以上の回答というか、しっかり言葉の意味を理解しているとアピールしたいときは、もう少し別の言葉で説明した方が良いのかな、などと最近思っています。ただ、語彙が乏しすぎてキビシイ!!
だからこそのケルクショーズなんでしょうね。。

以上、学生のボキャブラリー進化論?について、お話しました。
その他にも、定義や意味を説明する際に、「サブディールク」とか「セタディールク」も使い始める学生もいますが、私のレベルだとまだ「セク」「セキ」止まり。「オンディレク」とか挑戦してみようかな、などとぼーっと考えているゴンでした。

以上、お読み頂きありがとうございました❤


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