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趣味人間万歳!【プロレス編】(21)なら万葉プロレス

さて時代は「ご当地プロレス」花盛りでございます。
我が奈良県にも、誇るべきご当地団体があります。

その前に、奈良には謎の団体がありました。
プロレス団体、と認めてしまうのもどうかと思われる「YMBプロモーション」なる団体がありました。

今でいう「どインディー」のジャンルに入るでしょうか。
やはりといいますか、すぐに消滅してしまいましたが。

奈良に団体が出来るのはいいけど、もうちょっとちゃんとした団体が出来ないもんかなぁ?と、思っておりましたところ、

出来ました!!その名も「なら万葉プロレス」

代表のマホロバ選手はメキシコで試合経験のある本格派。
他にもキックボクシング、柔道の経験者が揃っており、紛れもなく立派なプロレス団体です。

「ついに!ついに出来た!」この時は本当に嬉しかったですね。

何より代表のマホロバ選手の情熱が素晴らしく。なら万葉プロレスの大会は原則入場無料。「プロレスで奈良を元気にしたい」その一心で活動をされています。


なら万葉プロレスはその名の通り、県下各地で大会を開催。
僕は会場やSNSで交流していくうち、マホロバ選手や他の選手とお話しさせて頂けるようになりました。

ある日の大会。
直前になって選手の離脱があり、急遽カード変更をせざるを得なくなり、「全試合シングルマッチ」という決断をしたことがありました。

しかしこの日の試合はお世辞抜きで、気迫に満ちたとても素晴らしいものでした。

大会後「全試合良かったですよ!」とマホロバ代表に伝えると、
マホロバさんがマスクの下で涙を流しているのがわかりました。

そして驚いたのが、それまでレンタルリングを使用して試合をしていたのですが、ある時、マホロバさんが自腹を切って自前のリングを購入したのです!

こうしてら「なら万葉プロレス」は、紆余曲折ありながも益々活発に活動するようになりました。

最近では初の女子選手「KONOHA」選手もデビューし、なら万葉プロレスの選手がメジャー級の選手とも対戦する機会が増えました。

KONOHA選手
マホロバ VS カズ・ハヤシ

これからも「なら万葉プロレス」を全力で応援していきたいと思います。

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