DRAWMER 1960 を使って感じたこと
20代前半の頃は、たまにある演奏のみ音楽の仕事をやっていたのですが、20代後半に差し掛かるとDTMの方も本格的にやり始めました。
その時に、知り合いの作曲家から、
「プリアンプ買った方がいいよ!20万円以上のやつ。1万〜10数万の物は大して変わらないから。」
と言われて、オークションで定価374,000円のものを8万で購入しました。
その時はわからなかったのですが、どうやら私の所有している機体は初期銀パネモデルのようです。
そもそも、使っっていながらよく分かっていないのでネットで調べていると、色々な方のブログでDRAWMER 1960は骨太ロックなサウンドとよく書かれていますが、全く理解できなかったんです。
それについて何となくだが分かるようになってきたのは数年も後の話。
後から導入したRUPERT NEVE DESIGN portico 5042を使うとその意味がわかったのです。
やはり、実際に色々使ってみて、相対的に見て聴いていかないと見えてこないもんなんですね。
DRAWMER 1960を通してギター録音すると、なんだかギターだけ浮いてる。ギターだけやたら生々しいのです。
依頼案件で納品し完成音源を聞かせてもらっても、やはり浮いている。
DRAWMER 1960を通すと音が生々しい印象。
ソフトドラム音源などと混ぜてDTMでの使用は丁寧な処理が必要な気がします。
逆に、打楽器とかベースも生で録音すると全体的に迫力が出ていい感じになります。
ラインアンプ的に使うと2MIXの音が元気になりました。
これは結構使えますね。
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