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【目次de紹介】「株式投資の未来」ジェレミー・シーゲル(日経BP社)

これは投資本「株式投資の未来」ジェレミー・シーゲル(日経BP社)に関する情報です。

<3行紹介>
・2005年11月28日 第1版第1刷発行、通称「赤本」と呼ばれています
・インデックス投資を推奨する人の論拠となることがあり、その論拠する人のことをシーゲル派とかシーゲル流と呼ぶことがあります
・有名な投資本「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」バフェット太郎もこの本なくして存在せず、です。

<目次&小見出し>
序文
 1990年代の長期上昇相場
 個別銘柄の長期運用成績
 目前に迫った高齢化の波
 投資の新たなアプローチ

第1部 「成長の罠」を暴く
 第1章 成長の罠
  技術革新の果実
  成長の罠
  だれが儲け、だれが損をする?
  長期投資に最適の銘柄
   20世紀半ばの経済
   IBMか、スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージーか?
   なぜスタンダード・オイルがIBMにまさるのかーバリュエーションと成長率
   株式と長期的リターン
   投資家の未来
   人口動態から予想される危機
   世界的解決
   投資の新アプローチ
   本書の構成
 第2章 創造的な破壊か、創造の破壊か?
  「買い持ち(バイ&ホールド)するなら、どの銘柄か?」
  創造的な破壊と株式市場
  過去に答えを求める
  S&P500種株価指数の歴史
  S&P500当初銘柄のポートフォリオ3種
  長期的リターン
  実際のS&P500のリターンが当初採用銘柄にかなわない理由
  ヤフー
  時価総額とリターンのちがい
   配当再投資の意味
   時価総額が減少し、リターンが上昇するケース
   時価総額が増加し、リターンが下落するケース
  スピンオフ銘柄を保有するか、売却するか?
  投資家のための教訓
 第3章 時に裏打ちされた価値ー黄金銘柄(コーポレート・エルドラド)を探して
  黄金銘柄(コーポレート・エルドラド)ー運用成績ナンバーワン
  企業にとっての悪材料が投資家にとって好材料になる理由
  S&P500生き残りの運用成績ナンバーワン
   消費者ブランドの力
   医薬品会社
  黄金銘柄(コーポレート・エルドラド)を探してー投資家リターンの基本原則
   バリュエーションは物を言うーどんなときも
   上位20銘柄の実績/配当による増幅効果
   PEGレシオと「成長株にはいくらでも払う」アプローチ
   黄金銘柄(コーポレート・エルドラド)に共通する特徴
  過去の黄金銘柄(コーポレート・エルドラド)ー1970年代の「素晴らしい50銘柄(ニフティ・フィフティ)」
  投資家のための教訓
 第4章 成長すなわりリターンにあらずー成長セクター投資に潜む罠
  世界産業分類基準(GICS)
  セクター・バブル:石油セクター、ハイテク・セクター
   エネルギー
   ハイテク
  金融とヘルスケア-成長産業
   金融
   ヘルスケア
  消費者向けセクターー一般消費財と生活必需品
   資本財
   素材
   電気通信
   公益事業
  セクター別構成比の推移とリターン
  セクター戦略
  投資家のための教訓

第2部 過大評価される成長株
 第5章 バブルの罠ー市場の多幸症(ユーフォリア)をどう止め、どう避けるか
  インターネット&ハイテク・バブル
  投資家は教訓を学んだか?
  教訓その1:バリュエーションはいつも重要
   アメリカ・オンライン
  教訓その2:買った銘柄に惚れ込んではいけない
  教訓その3:時価総額が大きく、知名度が低い銘柄は要注意
  教訓その4:三桁のPERは避ける
  大型ハイテク銘柄
  ハイテク企業の増益率を予想する愚
  教訓その5:バブルで空売りは禁物
  投資家への戒め
 第6章  新興の中の新興に投資するー新規公開株(IPO)
  IPO投資は儲かるか?
  IPO銘柄の長期的リターン
  IPOの運用成績上位グループ
  IPOポートフォリオのリターン
  IPOのリスク
  IPO市場が高騰するとき
  老舗と新興と創造的破壊
  創業者、ベンチャーキャピタル、投資銀行
   電気通信セクターをめぐる災難
   ベンチャーキャピタル
   投資銀行
  利益を出さず、資産もない企業のIPO
  常軌を逸した集団妄想と群集の狂気
   南海バブル
   NETJ・ドットコム、完璧なバブル社会
   事後評
  総括
 第7章 資本を食う豚ーテクノロジー:生産性の源泉にして価値の破壊者
  「たのむから発明を止めてくれ」
  合成の誤謬
  節約家と浪費家
  技術の進歩
  競争激化
  航空業界
  経営陣と技術力
 第8章 生産性の収益ー負け組業界の勝ち組経営陣
  航空業界ーサウスウエスト航空
  小売業界ーウォルマート
  ウォルマートの成功戦略
  鉄鋼業界ーニューコア
  勝ち組と負け組

第3部 株主価値の源泉
 第9章 金を見せる(ショー・ミー・ザ・マネー)-配当とリターンと企業統治
  全体像を眺める
  配当利回りの低下
  成長オプションと配当
  ウォーレン・バフェットとバークシャー・ハサウェイ
  配当と企業統治(コーポレート・ガバナンス)
  配当赤字
  配当課税
  ストック・オプションと配当
  オプション改革
  まとめ
 第10章 配当再投資ー下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル
  大恐慌時代
  大恐慌がなかったなら
  下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル
  下落相場のプロテクターーフィリップ・モリスのケース
  配当と運用成績上位銘柄
  配当利回りと投資戦略
  S&P10種
  コア10種
  アクセルのギアを調整する
  自社株買い戻し
  ドルコスト平均法
  キャッシュを生む投資
  まとめ
 第11章 利益ー株主リターンの源泉
  利益の測定
  当期利益は本物か?
  利益の定義
  従業員ストック・オプション会計をめぐる論争
  なぜストック・オプションの経費計上が必要なのか
   オプション経費計上に対する反対意見
   株主にとってのリスク
   オプションを経費計上する企業
  年金費用会計をめぐる論争
   確定給付型と確定拠出型
   確定給付プランの問題とリスク
  スタンダード&プアーズのコア利益
  利益の質
  利益のバイアスー押し上げ要因と押し下げ要因
  終わりの一言と、将来の見通し

第4部 高齢化をめぐる危機と世界経済の力学シフト
 第12章 過去は未来のプロローグか?-株式の過去と未来
  資産の長期的リターン
  シーゲルの一貫性ー株式の実質リターンは6.5~7%
  株式のリスク・プレミアム
  株式リターンの平均回帰性
  世界の株式リターン
  過去は未来のプロローグか?
  人口動態が突きつける課題
 第13章 変えられない未来ー目前に迫る高齢化の波
  投資家にとってどんな意味がある?
  高齢化する世界
  労働者枯渇
  出生率の上昇と下落
  延びる寿命
  退職年齢の低下
  社会保障制度の危機
  社会保障制度ー永続するマネー・マシーンか?
  社会保障信託基金
  投資家の対策ー高齢化の波に襲われたら
 第14章 高齢化の波を乗り越えるー役立つ政策、役立たない政策
  退職年齢をモデル化する
  それでも早期退職するなら
  生産性の伸びを加速する
  生産性の伸びの源泉
  生産性の向上と高齢化の波
  社会保障税率引き上げー解答にならない
  移民
  では、どうするか?
 第15章 世界的解決(グローバル・ソリューション)-真のニューエコノミー
   発見の土壌と伝承
   情報伝達の重要性
   中国の興隆と衰退
   産業革命の前触れー印刷
   国家間の競争ー欧州と中国
  産業革命
  真のニューエコノミー
   イノベーションとインターネットの未来
   中国とインド
  21世紀半ばの世界
   中国とインドだけではない
   貿易赤字と新興国による欧米企業買収
   雇用の喪失と創生
   好機で会って、脅威ではない
  わたしたちの未来

第5部 ポートフォリオ戦略
 第16章 世界市場と国際ポートフォリオ
  中国とブラジル
   中国
   ブラジル
   評決
  一般通念はここでもまちがい
  成長とリターン
  国際ポートフォリオ
  国内株バイアス
  世界市場と相関性上昇
  セクターの分散と国の分散
  配分の推奨
  外国株に投資するなら
  上場投資信託(ETF)
  米国株インデックス・ファンド
  国際インテックス運用をポートフォリオのコアに
 第17章 未来に向けた戦略 D-I-V指針
  インデックス運用からD-I-V指針へ
  配当
   高配当戦略
   高配当戦略の実行
   不動産投資信託(REIT)
  国際
  バリュエーション
  セクター戦略
   石油
   ヘルスケア、生活必需品
   「低PER」戦略
   「生き残り上位」戦略
   バークシャー・ハサウェイ
  インデックス投資とリターン補完戦略
  株式ポートフォリオ
  結論

付録 S&P500当初構成企業の変遷とリターン
  勝ち馬に乗る 「子孫丸抱え」ポートフォリオ運用成績上位20銘柄
   RJレイノルズ・タバコとフィリップ・モリス 勝ち組の養殖場
   1957年の時価総額上位20社の運用成績
   石油会社の上位独占
  S&P500当初構成銘柄のリターン

各章の注釈一覧

主要企業名索引

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