どこよりも早い! 北海道コンサドーレ札幌J2降格後の選手動向予想(という記事を4月に書いていた)
今年のJ1降格予想
コンサドーレのJ1残留は期待しないでおきましょう
明治安田J1リーグ第7節が終了し、我らが北海道コンサドーレ札幌は無事最下位です。
第6節の対戦相手名古屋グランパスはCBが本当に酷かったので、コンサドーレとしては絶対に勝つべき試合であり、それが逆転負けということは終戦ということです。
第7節では念願の初勝利を得ましたが、ターンオーバーして何も戦術仕込んでいないガンバ大阪相手に薄氷の勝利でした。
名古屋大阪に2連勝していれば、残留出来ていたと思います。
あの逆転負けが悔やまれてなりません。
他の下位クラブはどう?
北海道コンサドーレ札幌は断トツで最下位を突っ走りそうでしたが、ガンバ大阪に勝ったので、残留争いに加わることができるかもしれません。
残留争いの仲間たちは以下のクラブです。
ジュビロ磐田
サガン鳥栖
京都サンガFC
湘南ベルマーレ
東京ヴェルディ
以上の5クラブのうち、明らかにヤバいのは昇格したのに補強していない東京ヴェルディで、19位を争う相手になるでしょう。今年はずっと仲良く下位で一緒です。来年もJ2で一緒です。
何気にヤバいのが京都です。
残留争い相手の湘南とヴェルディとの対戦を既に済ませていますが、そこから勝ち点1しか取れていません。下位チームから勝ち点を取れないのは致命的です。
湘南は今年もヤバいですが、いつもヤバくても今まで残留しているので残留するでしょう。ミンテが何とかしてくれる。
鳥栖はシーズン開幕前は降格候補ですが、開幕後は調子が良いことが多いのに今年は不調です。その不調のチームにボコられたのが北海道コンサドーレ札幌です。
ジュビロ磐田はジャーメイン良の好調が続けば残留濃厚です。横内監督は名将ですから、それ以外にも得点源を見つけるかもしれません。
コンサドーレはいくつの勝ち点でシーズンを終えるか
残留するためには、最低でも試合数と同じ程度の勝点を取らないといけないと言われています。
今年なら38点ですね。
コンサドーレは現在勝ち点4です。
残り31試合ですが、それなりに好調な時のコンサドーレでも勝・分・敗の割合は1:1:1ですので、最大でも10勝10分11敗です。
今年は不調なので、7勝11分13敗ぐらいが関の山です。
(7勝×勝ち点3)+(11分×勝ち点1)+(13敗×勝ち点0)=勝ち点32。
これに既存の勝ち点4を足すと、勝ち点36でシーズンを終えるということになります。
最低勝ち点38に2つも足りません。
名古屋に勝っていれば、勝ち点39で17位のフィニッシュだったのに!
降格後の選手動向予測
GK
菅野……普通なら引退なのですが、ストイック過ぎるのでまだまだやれそうです。札幌は年俸的に抱えられなくなるのでお別れです。京都時代はこんなに嫌なGKはいないと思っていましたが、仲間になってくれるとこんなに頼りになってグッドハートな選手はいないと思いました。キャリアの終わりにも関わらず、ミシャの下で現代型GKに生まれ変わったあなたを心から尊敬しています。
高木……怪我から復帰直後なので仁義的に契約継続です。J1での挑戦を求めての移籍でしたが、J2で昇格を一緒に目指すことになります。2025年もよろしくお願いします。
阿波加……J3鳥取辺りからオファーがあって移籍です。試合に出られるところに行って、新天地でも頑張ってください。アカデミー出身でJ1のゴールを守った最初の男として永遠に記録に残ります。
児玉……赤池コーチはどうですか?
小次郎……30歳ぐらいまで札幌にいてください。そのうち覚醒すると信じています。
DF
大八……せっかくここまでパス出しできるようになったのにお別れです。FC東京辺りからオファーがあるので移籍金1億5000万円ぐらいを置いて行ってください。これがJ2降格の苦しみ。一番辛いお別れです。
ファールなしでピンチを止めまくる姿を他チームに行っても見せてください。
高尾……J2なら充分に通用すると思いますので、一緒にJ1昇格を目指しましょう!
桐耶……うーん、ボランチにコンバートしようか?
DFとしては危なくて使えません。J2でも同じだと思います。
立田(柏レイソル)から身体の強さとビルドアップ能力を抜いた選手という印象です。
家泉……大八の後釜として一緒にJ1昇格を目指してくれんか?
大和……J2で出番を待ちましょう
西野……J3かJFLに出場機会を求めてレンタル。充分にやれると信じています。常に冷静にボールを処理できるのは強みです。
馬場……移籍金2億円を置いて海外に移籍です。適正ポジションはやっぱりボランチですね。今年はやらかしパスが減っているので、安心感が出て来ました。オリンピックに出場して活躍してくれたことはコンサドーレの誇りです。
MF
深井……契約満了です。色々ありすぎて本筋外れてしまう。
宮澤……もう1回だけ、J1昇格を目指してくれないか?
現役のうちにA級ライセンスまで取ってしまおうよ
青木……2025年こそは怪我なしで活躍してくれると信じています。一緒にJ1昇格を目指しましょう。
駒井……本当に長い間、ありがとうございます。攻守ともにこれ以上無いほど大きな貢献をしてくれました。ずっとコンサドーレにいて欲しいですが、京都に戻るのは正しいことだと思います。京都に経験を還元してください。
長谷川……すまんが、またJ2でやってもらうんじゃよ
浅野……(J1残留した下位クラブ)への移籍ということで、新天地でも頑張ってください。陽の空気が札幌に足りないので、移籍してくれて本当に嬉しかったです。
菅……
近藤……金子の代わりに来ないかなと思っていたら本当に来て最高に嬉しかった。でも、前にスペースないと厳しいんかな。後ろとの連動もない。一緒にもう一回、J2からやり直そうぜ!
荒野……
FW
武蔵……まあ、うん、知ってた
12月に見返して見て
西野の移籍を当てたのすごくないです?
それはともかくとして、4月の名古屋戦で感じた絶望感はやはり正しかったとしか言えないです。
あの時の三國は本当に酷かった。
彼にボールが行くようにプレスすれば、無限にゴール前のチャンスを作れたはず。
その仕込みがなかったことに絶望して、上記の記事を書きました。
しかし、「こんなネガティブ100%の記事を出すのは……」と自重したのですが、降格が決まった現在なら資料として公開した方がいいでしょう。
三國は長谷川健太監督が丁寧に育てて、恐ろしいほどの成長を見せました。ルヴァンカップ優勝も手にしています。
4月はあんなに酷かったのに……。
何故こんなに名古屋戦で絶望したかと言うと、この時の3バックが河面、吉田、三國というJ1最低レベルの並びだったからです。
4月時点の吉田と三國の並びはヤバすぎた。(ハチャンレはいなかった)
それが明らかにも関わらず、コンサドーレはそこを突かなかった。
怪我人続出で編成失敗したコンサドーレが勝つには相手の弱みに付け込むしかない。
逆に言えば、それをやらないなら降格しか道はないと思ったのでした、
2025年
コンサドーレの所属するリーグがJ1だろうがJ2だろうが、我々サポーターに選択肢はありません。
どうあろうともチームを応援し、叱咤し、金を貢ぐだけです。
岩政さんが監督になるという噂ですので、「愛」をますますコンサドーレに捧げましょう。