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ウーマンラッシュアワー村本さんの本を半分読んだ。

昨日ウーマンラッシュアワーの村本さんの本を読んだ。まだ半分くらい…

本を読む前の印象は、政治的なことを発信してよく炎上をしている、時事問題に切り込む漫才面白いくらいの印象だった。
本を読み進めると、その行動力に驚いた。自分の足で現地を訪れ、生の声を聞いている。原発、朝鮮学校…その当事者たちの声からは私の知らない問題が伝わってきて、「おれは無関心なあなたを傷つけたい」というタイトルの通り、私を傷つけた。

今まで自分とは関係ないところの社会問題として、情報として捉えていた事柄は当事者にとっては本当に”社会問題”であり、”痛み”であることを突き付けられた。
正直この時点で心は動かされていた。知らなかったことを気がつかせてくれた、勘違いしていたことを解いてくれたからだ。
私自身ボランティア活動を行っているため、現地に行き当事者の方から話を聞いて見えてくる実情の重要性は理解しているつもりであった。
まだまだ足らず、それは限られた範囲のものだったと痛感した。
すべての社会問題の当事者から話を聞いて自分事として捉えることは不可能だろう。しかし、これは情報として伝えられたものであり、事実はまた違うものかもしれないという視点を改めてもつことができただけでも良かったと思う。

そんなこんなで村本さんに関心をしていた。
そして、YouTubeでウーマンラッシュアワー村本と検索をしてみた。
そこには様々な動画が並んでおり、試しに一つ見てみると、コメント欄は荒れていた。叩かれまくっていた。

複雑な心境だった。その時まず思ったことは、本を読んで騙されてたのか?ということだ。盲目的にいいところだけを当事者から聞かされて信じてしまっていただけなのか?ということだ。

多分心を動かされた人が叩かれていたことにショックを受け、この人を信じる=自分は叩かれている人と同じ考えと感じ、避けた結果だと思う。
しかし、冷静に見てみると、叩いているものも多いが、称賛しているものもあった。そして、批判しているコメントのうち、納得できるものもあったが、言いがかりというか、そもそも批判にもなっていないような適当なものも多くあることに気がつく。

村本さんは良くも悪くもはっきり物事をいう、そして言葉が足らないこともあるだろう。それゆえに炎上をする。
私自身、すべて村本さんの意見が正しいとは思わない。それは違うだろと思うこともあるだろう。でも、それは当然で、すべての問題に対する捉え方が同じ人はいない。

一ついえることは今回村本さんの本を"半分”読んだことで気がつけた視点がある。それだけで十分である。
心が動いた自分に正直にいこう。

自分の考えを持とう。

あと、とりあえず読み切ろう笑

ではでは。

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