「模範解答」が返ってこない。「おもしれー女」と起業してて最近思うこと

こんにちは。高砂です。
今Genonという会社を高原千晶さんという相方さまと作らせていただいています。

突然ですが私高砂は、この高原千晶という人を心底おもしろいと思っています。笑
自分と違うことが多すぎて、理解できないことも多いのですが、だからこそ今一緒に活動をしています。
おもしろいなと思うのにはいくつか要素があるのですが、先日高原氏がオンライントークイベントで自身の人生を語る会がありまして、それを見てまた一つ自分の中では革新的な言語化がされました。それでちょっと文章にしてみようかと思い立った次第です。

これだ、と思ってその場でツイートしました。​

「模範解答が返ってこないこと」
案の定高原氏から「このツイート意味がわかんないんだけど」とツッコミを受けましたが、私の中ではこれだって感じです笑

自分の中で繋がったのは、最近あった出来事。
ある方とお話していた時のことです。その方もすごくおもしろい方で、私達にはないアグレッシブな経験や、そこから来るアドバイスを色々いただき、とても学びの多い時間でした。
そんな話の最後に、こんな質問を受けました。


「生まれ変わったとして、今と全く同じ人生を歩みたいって思えますか?」

おもしろい質問だと思います。
この質問をされたら、みなさんは何を考えますか。どう答えますか。

私の咄嗟の答えはこうでした。
「そうですね。。そう問われると胸を張ってそうは言えないかもしれないです」
何でこう答えたかって、後からわかるのは、完全に「質問の趣旨」を考えてしまったからです。
この質問ってつまり、「今自信持って自分の中で満足な行動ができていますか?」っていう問いだろうと。
それってなかなか難しいよね、だからより良い道を探って行こう、そのための考え方ってどんなだろう…
そういう流れかなあと。(会話がそういう文脈だったのもあります)

しかし高原さんは、
「うーん、私はまあ今楽しいんだよなあ」
という感じで、今の起業の体験がどんな風におもしろいかを話し始めました。

相手の方も、「この質問でそういう答えが返ってきたのは初めてです。おもしろいですね」と笑っていました。


ここでの私の答えはいわゆる「模範解答」だ、と思うのです。
高原さんの回答のお膳立てとしては100点満点、でもお前の人生それで良いのか?って問いたくなります笑

私は基本的に「どう思った?」みたいな抽象的な質問が苦手です。それは、「相手がどういう回答を求めているか」がわかりづらいからです。
高原さんはそういう質問が得意です。そしてひとたび質問を投げてみたら、大体100%想定外の答えが返ってきます。

これが魅力なんだなあと思いました。

起業家には一定の「視野の狭さ」が必要かも、なんて最近思ったりします。
思い切って旗を立てる、これだ、って決める。そこに客観的な理由はなく、ただ「自分」がある。というような。

最近、最終的に人間の価値は多分「主観」なのだと思います。

以前本で読んだ、Kダブシャインというラッパーの名言に、「うまいラッパーはたくさんいるが、生き残れるのは言いたいことがある奴だけだ」という言葉があります。

高原千晶は「言いたいことがある奴」だ、と思います。

こういう人と一緒に起業ができていることをおもしろがりつつ、私ももう少し「自分」を見つけて行きたいと思ったりします。ただ今は一緒に描く未来を形にして行く努力ができればと考えています。

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さて、先述のイベントの話に戻りますが、最後に「イベントを見ている同世代の方にアドバイスはありますか」といった質問があります。
イベントの主催はユニークな価値観を持つ若者を取り上げているメディアさんで、起業家を取り上げているのも人と違った挑戦や経験の発信に繋がるからだと思います。

私だったら多分そこらへんを考えてしまって、失敗から得られる学びも多いので、何でもやってみることが大事、みたいなどこかで聞いたことのある模範解答をしたんじゃないかなと思います。

そこに来ての高原さんの回答は私的にはズッコケでした笑
これはちょっとぜひアーカイブを見てほしいです笑

高原さんのコメントに適宜ツッコミを入れながら見ていただくのが楽しいんじゃないかと思います。

ちなみにこのイベントでずば抜けてやばい「ジャングルジム」のエピソード(8:30ぐらいからです)を初めて聞いたのが、私が「この人と起業してみたい」と思ったきっかけでした。
「この人と起業してみたい(笑)」かもしれません。

こんなちょっと頭のトンだ人が社長やってるGenonですが、絶賛事業開発中で、一緒に事業を作ってくれるエンジニアの方や、協力してくださる皮膚科医の先生方、また使ってみてくださる皮膚に悩みを持つ方などなど探しています。

興味を持っていただけた方はぜひご連絡いただけると嬉しいです。

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というような記事を少し前に書いて、なんか公開まで至れずに放置していたら、ありがたいことに私も同様のイベントに出ることになりました。

高砂のライフログです。幼少期からではなく直近の数年を振り返ってみることにしました。

朝早いですがスタートアップのリアルな話とか、平凡でもこんな風に考えながら迷いながらおもしろく生きようとしてるよ、みたいなお話ができたらと思いますので、もし気が向いたら遊びに来てください。

お利口さんな模範解答の話にならないように頑張ろうと思っています。笑

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