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クロスオーバー戦略でブルーオーシャンを狙え!−1「農業✖️英語✖︎観光」

ジブン株式会社ビジネススクールの新しいchapterでは「クロスオーバー戦略とブルーオーシャン」の話だった。
那須高原に移住する前は企業の英語講師だった私が、農業に従事する夫を手伝うことを決めた時から、東日本大震災の後、そしてコロナ禍を経て10数年。ずっと考えていたことである。
今回は、私の中でクロスオーバー戦略への意識がどんな風に変わっていったか、を書きたいと思う。

夫が脱サラして農業を始めて数年後、まだ農業からの収入があまりなかったこともあり、私はずっと興味のあったパン屋さんで働いていた。
ただのパン好きである。経験もないのに、製造スタッフとして雇ってもらい、楽しく働いていた。
そんな時に起こった東日本大震災。
その後すぐ、いろんなことが変わった。
ほとんど知り合いもいなかった那須高原で、震災後にできた互いを助け合う大きなコミュニティ。
横のつながりができた中で、那須高原で始まった英会話クラス。
「農業✖️英語」これをつなぐのが自分じゃないかな、と思っていた。
そのころの話がこちら。

その後、「農業✖️英語✖️観光」という次のクロスオーバー戦略にいくことになる。
友人のゲストハウスにボランティアステイしている外国人旅行者に農作業を手伝ってもらって、日本人の農作業ボランティアと一緒に英語で作業をする。
友人の子供英語教室の子どもたちとが外国人ボランティアと一緒にジャガイモ掘りをする。
そんなことを何度かやってみた。
そのころの話がこちら。

農家としても英語講師としてもまだまだ無名なこたろうファーム&英語講師YOKO。数年にわたるいろんな活動で、「こたろうファーム」の農産物も「こたろうファームには英語の先生がいるらしい」という噂も、小さな那須町でありがたいことに広まっていった。
野菜の取引先の旅館からの英語研修依頼があったり、英会話で知り合った人が野菜を買ってくれることも多かった。
借りる畑の面積も増え、取引先も増えた。農作業も収穫、出荷も増えた。
観光施設や個人の英語研修・トレーニングの依頼も増え、冬も忙しくなってきた。

そして、コロナがやってきた。
外国人観光客がいなくなり、ホテルやレストランも閉まった。
冬の英語研修も一旦終了。

さて、どうする?

続きはまた次回!



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