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元気が一番な敬老の日

私の祖父は、80代になるだろうか。
祖母が亡くなって9年ほどなるが
家事も料理も1人でできている。

祖父は物心ついた頃から魚が好きで鰹節を作る工場で定年まで仕事をしていた。
祖母が亡くなってからは、船で魚釣りをすることも減っていたようだが、最近は再び趣味に没頭しているようだ。

元気なことは、それだけで喜ばしいことだ。

最近は、台風や気になることがある度に電話をしている。祖母のときは、電話をよくくれたものだが、生きてるうちに話ができることは、素直に嬉しい。

祖父と私は友達関係のようなものだ。
そのため敬語もなく友達と話をするように気楽だ。そんな祖父からいつもは連絡がない朝から連絡があった。

何かあったのかと、敬老の日に不安になる。

スマホが鳴る音。。
『もしもし?』

『ごめすか!おはよー!今船でねアジンコ(鯵)を釣りに行ったどん、まって釣れんかったがよ。』

『あいよこれー、早朝からな?暑かなか水分とらなやっせんど?』

『そった大丈夫よ!ほいでね船のエンジンがよ(以下略)…。』


何事かと思いましたが、そんな些細なことを連絡してくれる祖父が尊く、常日頃から連絡してる効果なのかなーと、また故郷に帰りたくなった1日のスタートでした。

今日は敬老の日。
だけど、大切な人に感謝や何気ない会話。
声を届けるということも気持ちの体温があがる良いきっかけになるかもしれません。

良い一日を。

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