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今好きな子に話しかけようか居酒屋のトイレで迷っているあなたへ

「神様は絶対面白がっている。でも面白がってくれてよかった。この人だけが一人でドアを開けてオレの知らない物語が始まってしまうよりずっとずっとよかった」

神様がもし存在し、一人一人の運命を決めているのだとしたらどれだけ楽だろう。何をしてもしなくてもそれは神様が決めた筋書き通りのことで、行き着くところにしかいけない。自分以外が決めた決断の先にあるもので、何が面白いモノがあるのか。

なら、もういっそ自分でも訳のわからないことをしよう。

いきなり叫んで頭から酒を浴びてやろう。

深夜2時にスマホと煙草だけ持って街へ出よう。

コンビニで普段買わないような酒を持って訳のわからないノリでインストールしたアプリで買ってみよう。

おそらく神様は驚いて瞬時にシナリオを描いてくれる。

ただその踏み外した瞬間だけは、全て君のモノだ。

君が生きる意味はこの瞬間のみだ。この瞬間を何度も。何度も。何度でも。


とりあえず、席に戻ったらきゅうりの一本漬けあたりを注文表に書き   その子に何か食べたいものない?と聞いてみる所から始めよう。

何度も。何度も。

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