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【速報】健康診断とかいう今年最高の行事wwwwwww

Jinmenusagi x kiki vivi lily - 夏は終わらない  (文書き終わって勝手に関連づけたおすすめの曲ですので、これでも聴きながら読んでみてね)

大学生だし大学生らしい日記を。

先日大学で健康診断があった。1月の期末試験以来、実に8ヶ月ぶりとなるキャンパスに挿入した。

感染防止のため14時頃に来い、と時間を指定され、受付を済ませると、診断は20分ほどで終わり、呆気なくキャンパスの外に出した。友人たちと昼食をとり、Instagramを何気なく見ると「健康診断行ってきた❗️最高❗️」と、午前中に診断を終わらせた女の子たちのストーリーの嵐。

え、いや健康診断ごときでなんなんそれ。そんな最高なら俺に検尿任せてくれよ。一滴残らず採取します。

...という冗談は多めに見ていただくことにして、改めてコロナ禍キャンパスライフの異常性を確認した。実情、キャンパスライフ、様々なものが非日常なものに変わってしまったが、いつの間にかそれに慣れている自分たちがいた。zoomで授業、試験無しでレポートオンリーで成績評価...

非日常が日常と受け入れた大学生たちは、たった20分の「健康診断」がハレの日になってしまっている。平凡な大学生が時代に翻弄される例、という括りでは、学生運動でキャンパスが閉鎖されてしまった人々以来の災難ではないか。

背伸びした話をしてしまった。とりあえず、私たちもこのハレの日を満喫すべく、同ゼミ生を中心とした、8名程度で飲みに行った。

当然大学側は健康診断後のこうした集まりを許可していないし、そう大学の掲示板にも注意書きがされていたが、Fランク大学生なので文字が読めなかった。「こんなことするやつがこんなことネットで書くからずっとオンラインなんだろ!」と非難される未来も見えるけど、文字も空気もリスクも読めないから、避けられません。マモレナカッタ...

当然4年生なのであいつはどこに内定が決まったなど、就活浪人を決めた私には苦しい会話もあったが、そんなことはどうでもいい。男同士の下世話な話から卒業論文の進捗状況(大体みんなヤバそうだった)大学近くの飲み屋で一次会→公園で二次会、というルーティーンにまで、確かな暖かさがあった。私が諦めきれない「日常」を感じることができた。苦しい話題なんて出ることを知っていたし、飲み会を断ることもできた。しかし参加したのはやはり友人たちと面と向かって話したい、という気持ちがあるからだろう。周りくどい表現になっているが、最高に楽しかった。健康診断最高❗️❗️

本当にこんな大人数で集まったのは久しぶりだった。大学は秋学期のオンライン授業を既に決め、卒業まで、いや、下手したら卒業式も会えないかもしれない。今回会えなかった人はもう来世まで会わない可能性すらある。飲み会終わり、「またね」と別れを告げ、JRの改札に向かった彼ら全員と、もう2度と遊ぶことがないかもしれない。そう考えるとなんだかやるせなくなってきた。だから、しつこいようだけど、今回に限っては許してくり。


こんな感じで、大学4年生が享受するはずだった「人生の夏休み」の「最後の夏休み」は終わりを迎えようとしている。(俺は来年もあるっていうことは内緒❤️)

以上、健康診断が一大行事になってしまった2020年のキャンパスライフで

した。



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