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錐体路・錐体外路

* 皮質脊髄路は大脳皮質から始まり、頭蓋の外に出るまでニューロンの乗り換えなしで直接脊髄の向かう繊維束のこと。

* 錐体路は延髄の錐体腹側を通過するもののことを言う。

*そのため厳密には、皮質脊髄路=錐体路=運動ニューロンは間違っている。
しかし、錐体路の大部分が皮質脊髄路であったり完全に間違っているわけではない。
そのうちの一つだと認識した上で、=で結んで覚えておく

外側皮質脊髄路延髄錐体で交差して、主に四肢の筋収縮を支配している。錐体路のほとんどがこれ

前皮質脊髄路:延髄錐体で交差しないもの。

* 錐体路に属さない経路を錐体外路といいう。
* 錐体外路は主に淡蒼球線条体が中枢的役割を担っている。

* 無意識に運動を調節する経路であり、運動の協調性に働く。

*錐体外路は、パーキンソン病を代表とする「錐体外路系疾患」から生まれた言葉である。そのため、明確な定義をすることが難しいものである。

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