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子育ては孤育て 第二章

長男の言葉の遅れが周りと差がつき始めた頃。

発達が気になり、ネットの記事やblogを読み漁っていた。

ほとんどが当てはまる…。

でも、違うよな。

やっぱり、そうかな?

いや、違う。

誰に相談しても、

『違うよ!ママがそんな風に考えちゃいけない』

そう言われる事が多かった。

その度に、自分の育て方が悪いのか、、、と凹んだ。


社宅生活から、実家の近くに引越しする事になり、

私達親子はジプシーの用に《外遊び》中心の子育て

になって行った。

ジプシー??と聞いて、ピンとくる人は、少ないと

は思うのだけど…


引っ越したばかりの近所には、小さな公園がなく

て、近所の人が集まって子育てするような以前の環

境とは全く違った。


人恋しい…なあ。

みんなで子育て…

当たり前だと思っていたのに、公園に行くと、

誰も声をかけることなく、それぞれが遊んでいる。

そんな環境で、孤独な子育ての第二章がスタートした。

長男は、みためにはわからないけど、いわゆる落ち

着きのないタイプの発達障害だった。

生まれた時から、母にしかわからない違和感を

ずっと感じたままだった。

それでも、以前住んでいた、沢山の母子達が側にい

る環境では、小さな違和感や困りごとは、限界に感

じる前に、自然とSOS を発信することができていた。


それは、また、発信したSOSを受け止めてくれる環

境でもあったんだと思う。

家から、公園から、飛び出していく長男を、近所の

ママが捕まえる。

赤ちゃんだった次男を抱っこしながら、公園にいけ

ば誰かが長男を追いかけてくれた。

引越した先には、私達親子のサポーターはいなかった。

旦那は、長男に手こずる私に良かれと、実家にほど近いところを選んだ。

私は、両親から逃げるように一人暮らしをしたの

で、子供が生まれたからと言って、頼りたいとも思っていなかった。

子どもが好きな人たちでは無いのはわかっていたから。

隣町に住む両親は、旦那が、二世帯を提案したけど、アッサリと断った。

『お前の世話にはならない』

なんて酷い一言。 

最後の最後に、最悪ない形で、一番世話になったのは旦那だったのだけど。←この話は又、どこかで。

これからのは子育て第二章は、

毎日が、SOSの叫びだった。

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