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チャレンジとはなにかをやめることからはじまる

仕事でも人間関係でも、なにか打ち込んでいるスポーツでも。
なんだかうまくいかない時期は誰にでもあります。

俗にいうスランプってやつです。
むしろがんばっている人ほどあるのではないでしょうか。

あれ、いつもならうまくいってたのに・・・
なんだか空回っている・・・
身体が重く感じる・・・

なぜがんばっている人ほどスランプはやってくるのか。
原因はたぶんシンプル。

無意識に何かにしがみついていることが原因。
経験上そう思います。

もちろん、これはぼく個人の経験からの仮説にすぎませんよ。

スランプのときってじぶん自身でわかります。
あ、来たなって感じで。

そうなったとき、かつてのぼくは、打開策として過去のうまくいったプレーイメージや感覚や思考プロセスを必死に思い出していました。

過去のノート見たりしてね。

それって要は過去のささやかな栄光や過去の成功体験にしがみつくってことです。でも、それたぶん逆効果なんですよね。

なぜかというと、
かんたんにいえば、過去のじぶんと今のじぶんはまったく違うからです。

細胞も違うし、筋力も、体重も違う。経験値も違うし、学習してきた蓄積だって違う、なんなら価値観も変わってませんか?

求めているゴール自体も変化している。

じぶんがどんどん変化しているのに、過去の思考や行動にすがってもチグハグになるだけなんですよね。

過去のそのときのじぶんだったからこそうまくいったのです。

なので、いまのぼくはスランプのときに思うようにしているのは、

いまじぶんがしがみついていること(もう手放した方がいいもの)って何だろう?

という問いかけです。

もちろんメモ好きなので、紙に向かってあれかな、これかなとゆる~く書き出してみるのです。

書き出していくと、たいてい分かります。

・大事にしていること
・ある習慣
・得意技

いままでこだわっていたり、何度も繰り返して自信をもっていること。
それらが今しがみついていることです。

今までじぶんを支えてきたもの。
だけど、もう手放すタイミングが来ているのです。
では具体的にどうするのか。

結論は「捨てる」「辞める」「離れる」「忘れる」「壊す」。

うわームリムリ、ですよね。

今まで右手でやってきたことを今度は左手で?
そんな余計パフォーマンス落ちるわ。

そう思いますよね。

だからぜんぶとは言いません。
できれば3つですが、不安ならまず1つから。

本日をもって「1つ」やめましょう。
いつも浮かぶ思考でも、自然とやっている行動でもいい。
潔く1つ手放しましょう。

今までありがとう、と感謝しながら。

あなたの大きくなった体に、その服(思考や行動)はもう合わないのです。
いまもムリして着ようとしているからぎこちなくなる。
今のあなたのサイズに合う服を選べばいい。

なにを捨てたらいいか、あなたはもう分かっているはずです。
手放せば、自然と新しいものは入ってきます。
まずじぶんのなかに空白をつくるのです。

そう、チャレンジというのは、何かをやめることからはじまるんだと思います。

やめてみよう。

それでは、また。




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