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板画家 森 貘郎さんと出会って..

気がつくと 数ヶ月ぶりの投稿で..


その間に、14、5年住んだ 東京から長野へ引越ししました.
東京へ来た時は、長野県は地図でしか知らない場所.
自分が住むなんて、考えてもみなかった..
それが、今は 長野の空気を吸って、長野の山を見て、
長野の人たちから刺激を受けて
好奇心が加速した毎日を過ごしています.

長野に来て、出会った人たちは たくさんいるんですが、
最近の大きな出会いを少し綴ります.

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「手」を探しに千曲市 杏の里に.

板画家 森 貘郎さん.

仕事で 版画の作家さんを探していたときに、
図書館で 貘郎さんの絵本を見て、
長野に こんな素敵な版画を作る人がいるのかと驚き、
彼が存命していることを知り、会いたくなって会いに行ってきました.

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会えるか会えないかは、わからなくて行ってみたら、
初めましてを快く迎えてくださり、話してみて、
貘郎さんの 今まで見てきたこと、
感じてきたこと、話すことを、できるだけこぼしたくない.
貘郎さんに、会えるだけ、会っていきたいと思いました.

貘郎さんは、棟方志功の版画(板画)に出会って、板画を始め、
まもなく 80歳になる今も板画を掘り続けています.

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作品へ取り組む姿勢や、掘る対象に対する思慮など、
とびきり真っ直ぐで、温かくて、
自分は学ばなければならないことが多すぎるな..と落胆する間も無く、
これからの意欲として掻き立てられ..

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中でも、民藝の話は 一際 楽しい.
貘郎さんのお茶目でひょうきんな人柄もあって、
今まで感じていた民藝とは またちがう民藝の面白さをくすぐられ.

再熱した民藝熱、貘郎さんを 名案内人に、
まずは 信州の民藝を 訪ね歩いてみおようと思いました.

2021.6

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