たにゆめ杯4

短歌連作の公募コンテスト「たにゆめ杯」2023年11〜12月にかけてX上で行われたたにゆめ杯4に参加させていただきました。連作で何かに応募するのは初めて。

応募作205作品の中から5人の選考者の方がそれぞれ10〜20作品を採用し、その後に最優秀賞、個人賞を選定。受賞された皆さまおめでとうございます!

私は最初の10〜20作品採用の部分で、他人が見た夢の話さんに選んでいただいていました○嬉しい。

たにゆめ杯の連作は一部既発表作も含まれていても良いということで、今回の私の場合は四つ既発表、六つ新作で並べた連作です。ときどき1人で出掛けてはボーッとしに行っている糸魚川市の谷村美術館にある玉翠園という日本庭園で過ごした時間を短歌にしました。

カメムシが例年より多く、晴れた暖かい日に窓の内側にもカメムシがたくさんぶんぶんしていて、短歌を作ろうにもカメムシの羽音ばかり気になっていました。

この10首の中では5首目の、仏像の空気に触れる、という部分が特に気に入っています。特に信仰もない私ですが、静かな空間で仏像を眺めていると、それだけで許されたような不思議な気持ちになるんです。

連作として連作を作ったのはこれが初めてじゃないかな。また挑戦してみたいです。素敵なコンテストをありがとうございました!


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