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SONY α6400で約1年間 競馬写真を撮り続けて得られたもの

みなさんこんにちは。
近年にない豪華メンバーが揃った有馬記念はリスグラシューが5馬身差で圧勝、引退の花道を勝利で飾りました。

2019年の競馬も残すところあとわずかとなりました。
思い返すと今年は日本馬の海外G1の出走が多く、それに伴い欧州、アジア、豪州のG1で過去最多の8勝を挙げる活躍がありました。
ケンタッキーダービーやキングジョージの馬券を買うこともできて非常にわくわくした1年でした。**


自分にとっても本格的に競馬写真を撮った1年になりました。競馬を楽しみながら競走馬の写真を撮る事は週末の楽しみの一つでした。そのお供をしてくれたのはミラーレスカメラ「SONY α6400」と望遠レンズ「SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G」でした

2018年2月にオリンパスのOM-D E-M1 Mark2で一眼デビューをした私は以前からずっと撮りたいと思っていた競馬写真を撮り始めました。UMAZORAさんのこの記事や「カメラLog D」のこの記事を見て、カメラを設定して撮った競馬の写真に感動したことを覚えています。

AFと高感度とコンパクトさが決め手に

下の写真は2018年の有馬記念のゴール前の写真です。
普段使いする上でE-M1 Mark2は強力なカメラで、マイクロフォーサーズ機の手ぶれ補正が素晴らしく、気に入っていたカメラだったのですが、時速60〜70kmで走る競走馬の流し撮りをした時や、悪天候やナイター競馬などの暗い環境での安定したAFが欲しい場面がありました。

そんな時に発表されたカメラがα6400でした。以前からソニーのカメラはα7IIIをお友達やYouTuberが持っていて興味を持っていたのですが、購入の決め手になったのは世界最速と謳う0.02秒のAFとボディのコンパクトさでした。
レンズはフルサイズ用のレンズ「SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G」を購入しました。α6400はAPS-Cセンサーなので35mm換算105-450mmのレンズとして使用しています。

撮れた写真に感動

皐月賞の週末に初めて実戦投入したα6400は「こう撮れたらいいな」という写真をその日から撮らせてくれました。
この写真は皐月賞というG1レースのゴールから20mの位置から撮った写真ですが、薄暗い中でも一番手前を走っている馬のゼッケンもピンボケせずにはっきりと撮れています。
ゴール直前の1着を目指す3頭を必死で追うジョッキーの攻防をここまでくっきりと撮る事ができたのは大きな喜びでした。

ナイター競馬でも自分が満足できる写真を撮れ、競馬写真を撮るのがどんどん楽しくなっていきました。

最高の1枚

このカメラとともに2019年の競馬を沢山撮り続けてきましたが、自分の中でこれだという会心の1枚が撮れたレースがありました。アーモンドアイが勝った天皇賞(秋)のゴールの場面の写真です。
大地を蹴り上げて疾走する美しい馬体、右手を上げてガッツポーズをする騎手、ゴール板を入れてこの馬が勝った事がわかる構図。
見た目の美しさだけでなく、彼女の前走の敗北を吹き飛ばす圧巻のパフォーマンスで勝ったドラマ性さえも、この写真の一瞬に収められた気がして、最高の1枚になりました。
撮った写真の中にこの1枚を見つけた時は、撮れもうれしくてこの写真をプリントしてしまうほどでした。

これからも撮り続けていきたい

α6400はどんな状況の下でも走っている馬にしっかりピントを合わせてくれる優秀なカメラでした。最後に今年撮った写真をさらに紹介いたします。
記事をご覧になっていて競馬写真を撮りたいなと思っている人の買うカメラの参考になり、競馬写真を撮る人が増えてくれたら幸いです。

YouTubeにもアップしています!

ここに載せきれなかった写真はYouTubeにもアップしていますので、そちらも是非見てくれたら嬉しいです。
では、よいお年を!


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