睡眠は狩りに行くもの

寝れる時に寝ておけば、いざ寝苦しくて寝不足になった時でもウイルスに負けずに済みそう。

この時間になったら寝れば良いや、の甘い考えでは、どんどん睡眠不足になっていくのだ。

睡眠とは、狩りに行くもの。

暗くなったら寝る、ができない現代。

やるべきことに溢れた現代。

台風や、季節外れの熱帯夜。予報を見ても備えきれないベッド環境。

食べ物に困らなくても、睡眠が足りなくて困ってる人は多いはず。

マンモスを見つけたら命懸けで狩りに行って、冬の厳しい生活に備えていた…原始の人々。

ほんっとうに寝る時間が取れない、どうしても早く寝れようがない、そんな「氷河期」は必ず来ます。

そんな時に、ポキリと折れて病気になってしまいたくない。

もし私のようにダラダラ夜更かしで人生損してきたなという人がいたら、必ずしっぺ返しが来るから、今から睡眠負債を返済しよう。

住宅ローンと一緒。土日に決まった時間を返済していくのもいいけど、平日にも臨時返済しよう。

空いてる時間で寝るという考えから、命懸けで時間を狩りに行く、攻めの考えへの転換。

それくらい睡眠が大事という思考に至ったのは、私の人生における、大半の失敗の原因が睡眠不足だったと分かったからだ。

そして、最近経験したこと。

人は、大切な存在の生死に関わる事態に遭遇したとき、人は自分の睡眠なんて考えずに奮闘する。寝ることなんて忘れる。

それで、事態が収束したときには、自分の身体がボロボロになってしまっている。

頑張ったのは偉いけど、遺された者がそのまま病気になって早死にしては、お前のせいで寿命が縮んだんだと言ってるような気がして。

遺された者には、残った人生を健康に生きて、やるべきことがある。

話が大きくなってしまったけれど、寝れる時に躊躇せず寝る。現代において、これは、食糧難の昔の「食べれる時に食べておく」と同義だと思うのだ。