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まさかのあたたかい映画

こんばんは。
Gの下書き記録帳でございます。

先日、2つの映画を観てきた記録を。
イオンシネマで観たんですが、ワンデーフリーパスの威力が凄まじいですね。2,500円で1日観放題&ドリンク1杯/1上映無料。1日2本以上観れば元が取れる素晴らしいシステムでありがたい。
3/4までなのでチャンスがある方はぜひ。

前置きはこの辺にして本題に移りましょう。
盛大に物語の核心に触れてる気がする。ご注意ください。

1作目はライアー×ライアー
森七菜
さんが地味女子大生・湊とギャルJK・みなの二役を演じ、みなに惚れてまう義理の弟・透を松村北斗さんが演じています。
親友の手伝いでギャルに扮したはたまたまに遭遇。はとっさに”みな”とうそをついたら、透は信じてしまいみなに猛アタック。湊/みなはなかなか本性を明かせずに物語はあらぬ方向へ…といった感じでしょうか。
義理の姉弟の話と言ったら思い浮かぶのは「ふりふら」。
ふりふらは義姉弟が両想いだったところ葛藤した末、それぞれの道に進むことを決める物語です。
自分はあまり気にしませんが、社会的にはどうかと思われても不思議ではない関係。ふりふらのようにスッキリするのかと思ったら、見事なまでに真逆を行く展開で逆にスッキリします。2人がどんどん惹かれていき、2人の「素」まで変わっていく姿が印象的でした。また、言葉だけじゃない「本気」の姿勢は人を変えていく。透の一途で本気な姿に心動かされていく湊/みなの演技を見てそう思いました。

しかし、これだけ分かりやすいウソがバレることなく壮大な物語になっていく点は極めてファンタジックだなと思います。
いや~森七菜の花嫁姿拝めるとは思わなかったw


2作目はファーストラヴ
聖山環菜(芳根京子)が父親を殺害したとして逮捕され、挑発的な供述が話題となる。そんな中、公認心理師・真壁由紀(北川景子)は、夫・真壁我聞(窪塚洋介)の弟で弁護士の庵野迦葉(中村倫也)と共に環菜の動機を探るため、面会を重ねる。面会をしていくうちに、由紀は環菜と自分の過去に似たようなものを感じ始め、自分の過去、そして迦葉の過去と向き合うことになる。
素直になれない、素直に言えない人たちにグサッと刺さる作品なのではないでしょうか。由紀と迦葉、環菜。それぞれ簡単には想像しがたい過去を持ち、なかなか自分と向き合えず、相手にも素直になれずにいた3人。物語を通じて、向き合いたくない過去に向き合い、少しづつ受け入れながら人間として強くなっていく姿が見られました。

中村倫也さんはやはり少し棘のある役どころがハマっていて、個人的にはすごく好き。情緒不安定な環菜を芳根京子さんが上手く演じていました。あれだけ取り乱す芳根さんは初めて見ました。北川景子さんは流石の落ち着きだなあと感心して見てたら急に取り乱す演技があって奥が深い。
この作品の最大のインパクトは、由紀のすべてをお見通しで、それでいて包み込む我聞さん。素敵過ぎる。窪塚洋介さんありがとうございます。

観終わってから気づいたのですが、この2本の組み合わせ、森七菜×中村倫也で「この恋あたためますか」ですね。
これも棘のある中村倫也と不器用でもひたむきな森七菜の役どころがバッチリハマっていた作品でした。
恋あた見返したいぐらいだけど、実は興味ある映画がありすぎて頭抱えてます。ここまで読んでくれた方のために後でリストにしときます(笑)。

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