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竹花貴騎のユアユニで学ぶ<企業の統合プロセス>まとめ #5

こんにちは、海外MBA留学中のごまです!

今回も引き続き、実業家の竹花貴騎さんがYouTubeに投稿しているビジネス研修動画(明日から使えるビジネススキル - MUP COLLEGE)について、私自身のアウトプットの練習も兼ねてまとめます。

特に忙しい方や、動画を見る時間が取れない方にとって、この記事が少しでも役立てば嬉しいです。(竹花さんの公式チャンネル等のリンクは、下記をご参照ください)
 
◆竹花貴騎 (Takaki Takehana)公式チャンネル

◆UR-Uオンラインビジネススクール(竹花さん主宰)

◆ MDS official

それでは、皆さんのビジネススキルがさらに向上することを願いながら、今回の記事をお届けします!質問や感想があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。それではどうぞ!

1.本日のまとめ:

  • PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)は、企業買収後の統合プロセスを円滑に進めるための重要な戦略的活動である

  • 特に文化的、オペレーショナルな調整が成功の鍵を握る

Post Merger Integrationの略。例えるなら、
「結婚後の2人の新生活をどうデザインするか」という話と似ている

2.講義の概要:

  • PMIは、企業が他社を買収または合併した後に、両社の業務や文化をどのように統合するかを指す

  • このプロセスは、企業の成功を左右する重要な要素となり、特に国際的なビジネスの場合には、異なる文化やビジネス慣習をどのように調整して一体化するかが課題となる

  • PMIは財務、ITシステム、人事、運営、マーケティング戦略の調整を含む広範な活動であり、その中でも従業員の適応、社内文化の融合、リーダーシップの明確化が焦点となる

  • たとえば、製薬業界では、規制や法的要件を満たしながらも、スピーディーに製品を市場に出すための調整が不可欠です。自動車業界では、技術や製造の統合が、ファッション業界ではブランドイメージの統一が重要となる

  • このプロセスが失敗すれば、コストの増加、従業員の不満、ビジネスチャンスの逸失といった結果を招くことがある

  • 成功の鍵は、事前の綿密な計画とコミュニケーションの徹底です。また、特にグローバルな統合の場合、国や地域ごとの文化の違いを理解し、それに応じた柔軟な戦略が求められる

3.留学生活での実体験:

北米のビジネススクールで受けたPMIの講義が強く印象に残っています。実際にMBAプログラム内で行われたケーススタディでは、ある製薬会社が新興国のスタートアップ企業を買収したケースに取り組みました。アメリカの大手製薬会社が東南アジアに拠点を置くバイオテクノロジースタートアップを買収するというシナリオでした。

このケースでは、先進国と新興国の間でのPMIがテーマとなり、文化的、ビジネス慣習の違いがどれだけ大きな課題となるかが浮き彫りになりました。

具体的なエピソードとしてクラスで議論したのは、アメリカの製薬会社がもたらす「プロセス重視」の文化と、スタートアップが持つ「柔軟性重視」の文化の対立です。アメリカの企業は、製品開発やマーケティング戦略において、厳格なプロトコルやガイドラインに従うことを重視しており、すべてが計画的であり、決裁のプロセスも多層的です。しかし、新興国のスタートアップ企業では、スピードと即時決定が重要視され、しばしば現場の判断でプロジェクトが進められることが多いという文化がありました。この違いが、製品開発のペースや意思決定のスピードに大きな影響を与え、しばしば摩擦を生むのです。

お互いに悪くないのに、(言語の壁も相まって)
理解しあえないことも。

「これだから外国人は」とお互いに言い合うのがあるある

たとえば、アメリカ側のマネジメントは新製品の市場投入前に細部にわたる検証を求める一方で、スタートアップ側は「まずは市場に出して反応を見る」というアプローチを取ろうとします。こうした文化の違いが、開発スケジュールの調整や品質管理の基準に対する意見の相違を引き起こしました。実際、講義の中で触れられた実例では、この対立が結果として、製品のローンチが半年も遅れ、競合他社に市場シェアを奪われるという失敗に至ったケースも紹介されました。

さらに、リーダーシップのスタイルにも文化的な違いが顕著でした。アメリカの企業文化では、トップダウンの意思決定が一般的で、上層部の指示を現場が従順に実行することが期待されます。しかし、東南アジアのスタートアップでは、チーム全体が議論を通じて決定に関与することが重視され、リーダーと従業員の距離感も近いです。この違いが、社員同士の信頼感やコミュニケーションの方法に大きく影響し、統合プロセスでの混乱を引き起こす要因となりました。

この講義を通じて、私は文化の違いがビジネスに及ぼす影響の大きさに気づかされました。(日本に住んでいると、特に気づきにくい領域だと思います)特に、PMIでは単に業務を統合するだけでは不十分であり、双方の文化や働き方を尊重し、どのように融合させるかが鍵であることを学びました。

自分の実生活に置き換えると、異なる文化背景を持つ同級生とグループワークを進める際、同じ課題に対して異なるアプローチや価値観を持っていることを先ず理解し(知識として「分かる」のだけでなく、「体感値として」理解し)、柔軟に対応することが大切だということに気づきました。

別の事例をご紹介します。あるクラスメートが自動車業界でのPMI経験を持ち、「技術の統合は難しいが、文化の統合はもっと難しい」と語っていたことが、私のビジネスへの見方を大きく変えました。その後、チームで議論する中で、PMIにおけるコミュニケーション戦略の重要性を痛感しました。具体的には、異なる国や企業文化をどう融合させ、従業員が安心して働ける環境を整えるかが、ビジネスの成功を左右することに気づいたのです。このプロセスは、異なる背景を持つルームメイトとの大学寮生活で、共存方法を学んだ経験に通じるものでした。

4.終わりに:

PMIは単に組織を物理的に統合するだけでなく、心の面でも従業員が一体感を持てるようにすることが成功の鍵となります。そのためには、事前の準備と柔軟な対応が必要不可欠です。企業買収や合併の成功は、最終的には「人」によって決まります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事で紹介した竹花貴騎さんのビジネススキルに関する動画や、私の取り組みは、あなたのビジネスに活かせるヒントになったでしょうか?もし、少しでも興味を持った部分があれば、ぜひ行動に移してみてください。「参考になったな」と思うだけでは、人生は変わりません。行動に移すことこそが本当に重要です。

例えば、

  • 竹花さんのYouTubeチャンネルを定期的に視聴する

  • オンラインビジネススクールに参加してみる

  • 自分のビジネスに合った戦略を立ててみる

小さな一歩からでも、大きな変化につながる可能性があります。
私もあなたと同じように、日々成長を目指しています。一緒に成長して、共にビジネスを成功させましょう!
次回の記事でお会いできるのを楽しみにしています。ではまた!
 
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