Inktober days22 料理人

本日のお題はChef
シェフですね。
普通シェフなら高い帽子を被ったガタイの良い人を描くのでしょうが、私はシェフというよりも主婦でしかも料理人で描きたいなぁと思いました。

　そうとなったらやはり思い浮かぶのが、
フィレンツェでツキニ弁当を主宰しているツキニのマダム

そして、その仲良しさんで山の中のお家で豊かな暮らしを営んでいる粉物の魔術師の佐和子ちゃん。
そのふたりが目に浮かびました。

彼女たちとはお味噌を仕込んだり、メニューのアイディア作りの時にその輪に入れてもらいましたが2人の料理への熱量と使命感はただものではない・・・と本当に怖れ多くなりました。

きっと2人が一緒ならどんな大きなプロジェクトなどもやってのけてしまうんだろうなぁと尊敬の念を込めて描きました。

食材への心配りや、温度などへの注意力など、本人たちが気づかない細部まで行き届いた神経にただただ唖然としてしまう。

２月にマダムのご指導のもと、一緒に仕込んだお味噌を先ほど出して、味見してみたらなんともまぁ美味しいこと・・・！！
それが表紙の写真です。

そして下の写真が本日のランチ
美味しそうでしょ〜〜〜

滋味深いそれはそれは豊かな愛の味がしました。
きっと私の手から出るグルタミン酸も良質なのでしょう。

帰ってきたムスメが一口飲んで、
「マンマ！！このお味噌汁すっごい美味しいよ！！！」
と大感激してくれました。
味のわかる女やで・・・
それと一緒に作った大根のキムチもうまく出来てた♡


このお味噌を蔵出しするまでアジアンマーケットで買おうか悩んだりもしましたが、待っててよかった〜〜〜♪
ちなみにマダムに何度も購入したいので少し味噌を分けて欲しいと頼んだのに、最後まで覚えていてくれることはありませんでした（笑）

きっと、飢餓状態で飲んだらそれだけ美味しく感じるのを知っていて心遣いをしてくれたのでしょう・・・。

きっとそうに違いない。


そんなわけで、私がフィレンツェでシェフだなぁと思っている2人でした。