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ほぼ初心者女子ゴルファー~100切りへの道~part7

ご覧いただきありがとうございます、荒野弘道です。
今回は、ほぼ初心者女子ゴルファー~100切りへの道~part7ということで、本シリーズの主人公「栄子」と先日(土曜と火曜の2回)練習に行ってきましたのでそのあたりのことを書いてみたいと思います。
私自身、自分の投稿の中で散々書いていますが、体を回すよりも腕を振る、クラブを振ることに意識を置いたほうが初心者や初級者の方はうまくボールが打てると思っています。
そのため、栄子にはボールを打つ前に必ず素振りで腕を振ることを意識してもらっていますが、栄子自身は腕を振ることを
上手く体が認識できないようでしたので、今回は他の方法を試してみました。

まずは土曜日のお話

単純に体を中心に体の正面でクラブを振るということをすれば、大体の場合うまく当たるはず・・というのが私の考えでした。
しかし、栄子の場合これができない。
ではほかの方法でクラブを振らせるしかないと思い、持っている知識をフル動員させました。
要するに切り返しの仕方ということなのですが、さっと思いついたのが腕の自然落下でした。
確かに、私自身も今は腕を能動的に下に降ろすことはしていません。勝手に降りてくるからです。この勝手にというのがポイントだと思います。ただ、私自身もこの感覚をつかんだのはつい最近でそんなに簡単な動きではないんです。
ですので、あまり良くないかなとは思いつつも、腕をトップの位置から真下、右ひじを伸ばしながら能動的に落とすようにして、
落とすと同時に体を回すというスイングをしてもらいました。
絶対うまく打てないと思っていました(笑)
が、意外とうまくボールを打つんです。これはちょっと驚きでした。
この日はこのイメージで練習終了となりました。

火曜日のお話

前回に引き続き、腕をトップの位置から真下に動かすように切り返す動きを実践してもらいました。
悪くはない、と思っていたのですが本人的には少し振りづらいようでしたし、何よりも動作がover doになってました。
ですので、今度は別のイメージがないかを考えました。
次に思いついたのは私も一時期実践していた方法で、栄子にもすごく昔に言ったことがある方法で、グリップエンドを地面に向かって突き刺すように振るという方法です。
地面のどこに刺すように落とすのかというのはその人の感覚によって変わると思うのですが、少なくともボールの右側(右利きの場合)です。
ボールの左側に突き刺そうとしたり、体が開くのが早かったりするとスライスやシャンクが出やすいように私は思います。
これもうまく打てないような気がしていたのですがとにかく実践してもらいました。
なんと!力強い球でフック度合いも少なく素晴らしい球を打ち始めるではないですか!
私自身、一番簡単だと思っていた体の正面で腕を振るよりも、難しい動きだと思っていた腕を真下に落とす、グリップエンドを地面に突き刺す動きの方が確実に安定して強い球を打つことに少々戸惑いながらも、次回からはこの動きをベースにドライバーなども練習しようと思いました。

ボールと体の距離

前から思っていましたが、栄子はすごくボールに近く構えます。恐らくその方が安心感があるのだと思いますが、近すぎれはクラブを早く振るのは困難になります。ですのでボールの位置を少し遠ざけました。微妙なマイナーチェンジですがこういうところが大事だと思います。あとは、うまく打てる位置をしっかりと覚えておく、というか物差しを持っておくといいですね。
栄子も物差しを考えはじめて色々試していました。すごく奇抜な方法で距離を計っていましたが笑

ということで、栄子との練習のお話しでした。
今回の練習で栄子は確実にレベルアップしてるのを実感しました。急成長というよりは全体のレベルが底上げされ、前よりもはるかにボールを打てるようになってます。
もちろんまだまだミスの方が多いです、でも確実にミスの回数が減っています。これはゴルフですごく大事なことで、うまくなるということはナイスショットの回数が増えるのではなく、ミスが減ることだと思います。これはコースでも一緒ですね。
本人もやる気があるし、言ってることを素直に聞いてくれるし、自分なりの考えや感じかたも分かってきたし、これからが楽しみです!

ということで、今回はこの辺りで失礼します!
ここまでご覧いただきありがとうございました!




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