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【ゴルフ】パターで真っすぐ打つ~スコア100切りの先へ#2~

橘です。一度スコア100を切ったとしても、いつも100切り達成とはいかないアナタに練習方法やラウンドでのマネジメント、ギア情報など、さまざまな角度からご紹介する本コラム。第2回目となる今回はパターについての話です。100切り前後の人の多くはパットの練習に時間がさけないのが現実だと思います。だからそこやるべきことはたったひとつ。「真っすぐ打つ」。

まずボールに線を入れてみましょう

パットの練習以前にぜひやってほしいこと。それはボールに線を入れること。実際、プロの多くが実践しています。ゴルフショップに行けば専用の定規と油性マジックのセットが1,500円程度で購入できます。線の引き方は自由。ただひとつ、目標に合わせる長めのラインだけあればOK。私の場合はフェイス面と並行になる短めの線と、誤球防止のための目印として赤いサークルを入れています。ちょっと過剰ですけどね。

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ボールに線を入れたら、目標に向かって合わせて置いてみましょう。最初のうちは真っすぐ置けているか不安になりますし、事実、線に合わせて置くことは意外と難しいです。構えてみたら線が合っていないように感じることもしばしば。でも気にせずに続けることです。続けていたら自然と会っているように感じるタイミングが来ますし、そもそもちゃんと合わせていなくてもOKです。

パターのヘッドにも線があればなおいい

写真を見て気が付きました? そうです。いわゆる2ボールと呼ばれるパターなんですが、白いサークルに黒い線を手書きで入れています。カップに向かってボールを置いたら、ボールの線に合わせてパターのヘッドを合わせて構えているんですね。このように構えることで、カップまでのラインをイメージしやすくなります。私も一度この方法を取り入れていこう、もはやこの線がなければ構えられなくなってしまいました。それぐらいいい感じです。

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いやいや、自分のパターは2ボールじゃねーし、という方。それはそうですよね。自分のクラブが2ボールでないならできない練習です。解決策。それは2ボールのパターを購入してもらうよりありません。写真はオデッセイ ホワイトホット 2ボールパター。2001年に発売され、アニカ・ソレンスタムや宮里藍といったレジェンド女子プロゴルファーが愛用した、初代のモデルです。いまだに使用しているプロも多いですよ。例えばすっかりYOU TUBERとなった横田真一プロは長尺の2ボールを使用しています。

めちゃくちゃ大ヒットしたモデルのため、流通量も半端ありません。いまでに中古ゴルフショップで見かけます。20年前のクラブで売り物として陳列されているのは、この2ボールぐらいではないでしょうか? 値段が付いていること自体衝撃的ではありますが、さすにが20年も経つとかなりお手頃価格です。私が購入した5年前でも、すでに4,000円+税。練習用として考えれば、けっして高い金額ではありません。実際、練習として使用していたのにあまりにいいので、現在のエースはこのクラブになってしまったぐらいです。

パターの練習は自宅で十分です

準備が整えば、あとは練習あるのみなんですが、ポイントがあります。ボールの線をカップに向けて置き、パターの線をボールに合わせたら、カップを意識せず線に沿って真っすぐヘッドを動かすことに集中することです。練習ではついつい雑に打ってしまいがちですが、それでは意味がありません。プロのように連続100球カップインさせるとか、毎日夜にやるとか、そんな面倒なことはいいません。練習場に行ったとき、自宅で気が向いたとき、ボールを手に取りカップに線を合わせ、ヘッドをボールの線に合わせて打つ。なんなら10球ぐらいでもいいです。

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補助的な作業として、スティックを置くのもいいでしょう。カップに向かってスクエアに立つのは、プロでも至難の業。まずはボールの線に対してスティックを置き、スクエアに立てているかどうかぐらいでの意識でいいと思います。

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凝り性の私はスティックを両側において、レールを置いて練習をしていた時期もあります。しかしここまでやると、自分がいかに真っすぐ打てていないかに気づかされてしまい、モチベーションが低下して長続きしませんでした。これはやりすぎです。やりすぎないことも時には必要なんですよね。

ビニールテープでラインをつくる

この練習の一番の難点は、飽きてしまうことです。そして飽きてしまうと長続きしません。世にいうシングル的な人は、こういった基礎練習を延々と続けられる特殊な人たちだと割り切りましょう。パターに関していえば、一度沼にはまるとアマチュアでもイップスになるケースが多いからです。

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飽きずに練習するにはときに変化も必要ですよね。そこで私がときどき実践しているのは、写真のようにビニールの紐を空中に固定させるようにしたうえで、ボールの線とビニールの紐が重なって見えるように構えて打つ練習です。これで「真っすぐ打つ」感覚を身に付けるわけです。

一度でも100を切ったことがあっても安定して100を切れない人の傾向として、ある程度パターを打てても距離感が備わっていない、ラインが読めない、ショートパットを外してしまう等があります。ただ100以上を叩く場合の多くの原因はグリーン上よりもむしろグリーン手前までにあるケースが多いです。逆にいえば、グリーン上でのパット勝負を真剣に考えるべきタイミングは安定して90が切れるようになり、70台にチャレンジする時期からでOK。100を切るために必要なのは、ショートパットがある程度入る状態をつくるだけです。

このある程度、というのがポイントです。プロだって1m以内を外すことはままあります。そんなもんです。安定して100を切るためには、まずはボールをカップに向かって真っすぐ打てるような感じがする、ぐらいでちょうどいい気がします。そしていつも100切りが達成できるようになれば、もうちょっと高度なことにチャレンジすればいいと思います。おすすめのノートはこちら。

いかがでしょう? パターの練習したくなりましたか?

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一度100切りを達成しても、毎回100切りとはいなかいアナタのために、クラブセッティングや練習方法、マナー的なことからコース・マネジメントまで、さまざまな角度からご紹介している橘のメイン・マガジンです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。私自身、レッスンプロでもなければ、ゴルフ業界の人間でもないです。ただのアマチュアです。しかし、アマチュアなりに100切り達成に向けたアドバイスができればと思っています。気が向けばサポートお願いします。

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