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【ゴルフ】ゴロゴロ・アプローチを極めよう~スコア100切りの先へ#32~

橘です。一度スコア100切りを達成しても、毎回90台でラウンドできるとは限りませんよね。それがゴルフの難しいところでもあり、楽しいところでもあります。今回はもう二度と100を叩かなくなるための「必殺アプローチ」について整理してみました。

グリーン近くからのアプローチを整理

100切りを達成するためには、9ホールをボギー、9ホールをダブルボギー以内で上がるのが目安です。ティーショットがうまくいかないこともあるでしょう。セカンドショットもミスしてグリーンに乗らないことあるでしょう。しかしボギーであがるためには、パーオンする必要はありません。要は確実にボギーパットを入れることが大切。2パットを基準とするなら、パー4なら3打目でピンに寄せるショットが打てればいいわけです。

ケーススタディ。パー4。3打目をピンに向かってどんな状況で打つか。

00_グリーンまわりの状況

浮かせるか、転がすか。おおむねこんな状況でしょう。なかでも今回ご紹介する必殺の「ゴロゴロ・アプローチ」を実践する場面は、こんな感じです。

01_グリーンまわりの状況写真

02_グリーンまわりの状況写真2

グリーンの近くではあるものの、カラーより手前。パターで打てるほどの状況ではない場面。ここから寄せて2パットでもボギー。1パットで入れられるところまで寄せることができればパー。100切りに向けた大きな貯金がつくれるのです。うん、寄せたいシーンですよね。

必殺!!  ゴロゴロ・アプローチとは?

アナタは内藤雄士さんをご存じですか? ツアープロコーチとしてさまざまな活動をされている方。2000年代前半、丸山茂樹プロのアメリカPGAツアーへの挑戦に際し、帯同コーチとして活動されていたことは、聞いたことがありますよね。そして、その内藤コーチが当時「ミスなしアプローチ」として紹介され、当時ゴルフメディアで盛んに紹介されていたアプローチがあります。本コラムにおいては「ゴロゴロ・アプローチ」として紹介しますが、要は、その当時内藤さんが世に広めたアプローチを(ちょっとだけアレンジして)紹介するに過ぎません。すみません。

03_ころころ

このアプローチは、ボールを高くあげません。いわゆるピッチショットと呼ばれる打ち方です。

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ボールのライはこんな感じ。グリーンに向かう花道や、薄目のラフの時、特に有効な打ち方です。使用するクラブは7番アイアンからウェッジまでさまざまですが、私の場合は48度のウェッジを持っているので、48度を主に利用しています。セットアップにも若干のポイントがあります。普段よりボールに近いなと感じる位置に立ち、すこしだけ身体を開きます。そしてハンドアップ気味にしてください。手とシャフトで角度を作らず、吊るぐらいのイメージです。もとよりボールの近くに立とうとすると、必然的にハンドアップとなり、ヒールが浮いてきます。

05_打ち方1

06_打ち方2

07_打ち方3

これだけです。ヒールを浮かせることにより、クラブがダフってしまうことを防ぎます。またこの打ち方だとボールが浮かずにゴロゴロと転がります。パターに近い感覚なので、パターでの距離感の延長戦上で距離感を作ることができます。ボールの位置からピンまでの距離が長い場合は、7番アイアンなど強く打ち出せるクラブを利用するのもアリです。

練習は自宅で十分です

この打ち方がいいのは、自宅で十分に練習ができること。

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私の場合は、家庭菜園用の人工芝を仮想「花道」として練習しています。目標はシビアに。あの赤い丸までキャリーさせるぐらいのイメージです。グリーン上でどれぐらい転がるかは、本コースでしか確かめようがありません。なので、自宅での練習では距離感はつくれません。しかし、もとよりミスの要素が少ないこと打ち方をさらに極めて、確実に打てるようにするため、練習しています。なにせ自宅ならボール代金は必要ありません。無限に練習できますから。

アプローチのバリエーションは3つ

100切りが目標のプレイヤーでも、80台でラウンドできる人でも、ほぼパーオンしません。スコアの良し悪しを左右するのは、最終的にはアプローチとパットです。このシーンがスコアメインにおいて最も大切。

プロでもない限り、アプローチの打ち方をたくさん覚える必要はありません。ふわりと上げる打ち方(ロブショット)、すこし上げて転がす打ち方(ピッチエンドラン)、とにかくゴロゴロ転がす打ち方(チップショット)。この3つです。

ふわりと上げる打ち方は以前ご紹介した通り。

すこし上げて転がす打ち方は、アプローチウェッジでOKです。

そして今回ご紹介した「ゴロゴロ・アプローチ」が身に付けば、100切りを安定させるどころか、現実的に80台でまわることが視野に入ってくると思います。取り組む課題は多いとは思いますが、ぜひ身に付けていただければ。

100切り安定への道しるべ

次はやっぱり80台?!

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。私自身は単なるサラリーマンでしかなく、HCだって10。シングルですらありません。そして80台のスコアが出せるようになるまで、とんでもなく時間がかかった、単なるアマチュアです。ただし、世に氾濫する情報のうち、実体験に沿って整理したらどうなるかを試す意味でも、こんな記事をつらつらと書かせていただいております。技術的な話は底がうすくて恐縮ですが、引き続き、ご愛顧いただけると幸いです。

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