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【ゴルフ】フィッティングでドライバー選び~スコア100切りの先へ#7~

橘です。スコア100切りを一度達成しても、その後安定して100を切ることができない人に向けてアドバイスを贈る本コラム。今回はアベレージゴルファー最大の悩みであるドライバーについてお話させてください。要は、一度フィッティングを受けてみてはどうか?という話です。

試打会ではなく、フィッティングを

スコア100を安定して切れない人には、ざまざまな傾向がありますが、中でも最も重要なのは、ドライバーを安定して飛ばせないこと。一打目からチョコしたりOBでは、なかなかスコアがまとまってきませんよね。そしてそういった方の傾向として、そもそも自分のスイングにクラブが合っていない、合っていないことに気づいていないという点が挙げられます。そんな人に提案したいのは、試打会。。。ではなく、メーカーが主催しているフィッティングを受けることです。

試打会、とくに練習場で実施される試打会は、主催者がゴルフ量販店であることが大半です。そしていろんなメーカーのクラブを打つことができても、単に打てるだけで、その結果の分析や診断などはほとんどが行われません。一方でメーカーが主催するフィッティングはゴルフ量販店の店内で行われますが、そこでは専用の機器でボールスピードやミート率、クラブの軌道からはてはスイングタイプの診断など、ありとあらゆる計測が行われます。自分のスイングが丸裸になるのです。ここが大きな違いです。

一度でもスコア100を切ったことがあるアナタ。今は練習すればするだけ上達する時期です。ただ、合っているクラブで練習するのと、合っていないクラブで練習するのとでは、結果に大きな差ができます。一度フィッティングを受けて、自分の現在地と、自分に合っているクラブがどんなものか、確かめてほしいのです。

スケジュールはメーカーサイトで確認を

メーカーが主催するフィッティングは、大きく分けて2パターンあります。ひとつは直営店舗で実施するもの。もうひとつは大手量販店で実施するものです。スケジュールは公式ホームページで閲覧可能。近所の量販店で実施される日程を確認したら、必ず電話して予約しましょう。意外に思われるかもしれませんが、1日で診断できる人数には限りがあります。アポなしで行って体験できないというのは避けたいですよね。

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私も以前、ダンロップのフィッティングを受けてドライバーを購入しました。そのときの手順などをご紹介したいと思います。

マイクラブは必ず持参しましょう

公式ホームページで日程を確認し、電話で予約しました。

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まず挨拶を済ませて、ヒアリングを受けます。私の当時のテーマはドライバー。当時のエースドライバーが、なぜだか急に飛ばなくなったのです。

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まずマイドライバー打ちます。ゼクシオ9ブラック、9.5度、シャフトはエボ4の40g台、総重量290g。スピン量1100前後でキャリー200弱。コースでの実感は、いわゆるドロップ玉。ボールが上にあがりませんでした。まずはダンロップのスタッフの前で、実際に打ってみます。

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ここでは自分の先入観や思い込みを排して臨むのが一番ですね。実際にいくつものクラブを打たせてもらったほうがいい。そして大切なのは、自分のフィーリングをフィードバックすること。相手もプロです。ちゃんと選んでくれますから。

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ダンロップのスタッフが診断結果をプリントして渡してくれました。そして画面をみながら丁寧に説明してくれました。趣旨としてはこんな感じです。

◎ヘッドスピードは38~40m/s、一般的なスピード
◎ミート率は1.45~1.50と高め
◎球筋はドロー
◎合うシャフトは中調子
◎軌道がダウンブロー気味
◎ロフトはあったほうがよい

この結果、導き出されたクラブが、スリクソンZ585、ロフト10.5度、シャフトMiyazaki 50s、総重量は300gでした。数値は正直です。間違いもありません。マイクラブと比べて極端に結果が良いため、その場で購入を決めたのです。

メーカースタッフがその場で組み上げ

その時のフィッティングでは、メーカーのスタッフがその場でクラブを組み上げてくれることでした。こういう機会は意外と少ないものです。ショップのガレージには、メーカーのバンが駐車してあり、スタッフがその場で組み立ててくれます。

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購入者の特権なんでしょうか、内部も見学させていただきました。専門器具がずらりと並ぶさまは、ちょっとした優越感に浸れます。

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驚いたのは、メーカーのスタッフが購入を決めたクラブのヘッドを何種類も並べて選ばせてくれたこと。量産品である以上、微妙な加減や差分があるそうです。私にはよくわかりませんでしたので、結局、フィッティングに付き合ってくれたスタッフに選んでもらいました。

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そうして組みあがったのがこのクラブ。現在はストックとして保管している状態ではありますが、思い出に残るお気に入りの一本となりました。

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まとめ

アベレージゴルファーがクラブを購入するとき、その多くはブランドのイメージであったり、見た目に左右されがちです。しかし大切なのは、実際の自分の力量やレベルに合ったクラブを選ぶこと。そしてさらに大切なのは、自分に合っているクラブを使っているぞという実感です。

クラブに迷いがあると、練習に身が入りません。しかし、実際にフィッティングを受けて自分に合っているクラブを使っているという実感があると、練習やラウンドで多少打てなくても「クラブは合っている、打てないのは自分に原因がある」と思えてきます。ここが重要なんですね。

手間と時間はかかりますが、ドライバーを購入するというのは、安くない買い物、投資です。その投資効果を高めるためにも、ぜひフィッテングで自分の現在地を確認してから購入するようにしてください。そうすれば、いつでも100切りだけでなく、80台の扉が開かれてくると思いますよ。

100切りのために必要なこと

さらに80台を目指すためには

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。少しづつにはなりますが、自分なりの記事、アップさせていただきます。

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