【ゴルフ】3ホールを16打で上がろう~スコア100切りの先へ#9~
スコア100を切るため、必要な練習やマネジメント、ギアを紹介する本コラム。今回はラウンドでの目標設定について書きます。要するに1日18ホールではなく、3ホールのラウンドを6回繰り返す。3ホールを16打で上がることに集中する。なぜか? その理由は実に単純ですよ。
1日18ホールは長い
一度でも100切りを達成できた人。アナタは基本的なスイングや技術が身に付いています。そして今は練習すればするだけ上達する、ゴルフがめちゃくちゃ楽しい時期。ただし、いつでも100切りが達成できない。それにはちょっとした工夫が必要なだけです。
目標は100切り。100打未満でホールアウトする。つまり午前中が50打でも午後が49打なら99で目標達成です。ところが午前中に52打なら、午後は47打で上がりたくなる。それが人ってもんです。結果、ちょっと無理した攻めを続けて48打になっちゃう。それもあるあるですよね。実際その通りなんですが、その前にまず取り組んでほしいこと。それは午前、午後で分けて考えるのではなく、午前3ホールを3回、午後3ホールを3回ラウンドする、という感覚なんです。
3ホールを1区切りにする
まずスコアカードに3ホールごとに線を引きます。例えば最初の3ホールは、ロング・ショート・ミドルで合計12打がパーになります。この3ホールを16で上がることを目標とします。当然、4オーバーまで許されます。ロングとミドルがダボでも、ショートがパーなら16打。目標達成です。
ミドル・ミドル・ショートという3ホールもあります。合計11打がパーになります。16打で上がるには、ダボ・ダボ・ボギーでOKです。こう聞くとずいぶんと楽です。
ロング・ミドル・ミドルという3ホールもあります。合計13打がバーになります。16打であがるには、3つともボギーでしのぐ必要があります。必然的に慎重になるでしょう。結果17打を要することもあります。でもOKです。前の3ホール×2セットは、16打+16打=32打。ラスト3ホールが17打でも49打。午後もこんなペースで49打なら、合計98打。100切り達成です。
取り返そうとするのはNG
アベレージゴルファーの傾向の一つとして「ミスを取り返そうとして、ミスを重ねる」というものがあります。例えばパー5で2打目にフェアウェイウッドを持ってチョロする。すると得られなかった飛距離を取り返そうと、もう一度フェアウェイウッドでチョロしちゃう。同じミスを2度繰り返しちゃうんですね。アナタにも心当たり、ありませんか? そういった取り返したいマインドは、ホール・バイ・ホールでも当てはまります。前のホールでトリプルボギーだったから、ここではパーで取り返さなきゃ、という思考。これが傷を深める結果になるのに。そういった思考回路をなかば強制的にスイッチするため、1日を3ホールごとに考えるのです。うまくいかない3ホールがあったとしても、そこはいったん区切り、次の3ホールに集中する。これだけで、結果が変わってきます。
まとめ
イ・ボミ選手は3ホールごとに「もぐもぐタイム」があるそうです。最初の3ホールが終わったら、バナナを半分。次はプロティンバー。15ホールを消化したら残したバナナ半分、とか。女子プロの場合、ハーフを終了した段階でランチタイムとはいわないまでも、30分ぐらい休憩があるそうです。それでも3ホールごとに「もぐもぐ」。疲労回復が目的だと思います。ぐるぐる回っている脳に糖分を供給する。それも正解でしょう。ただ、この話を聞いたときに思ったのは、プロもアマも同じなんだなぁと感じました。要するに集中力が持たないのですよ、1日18ホールでは。だから3ホールごとに口のなかにものを入れてリフレッシュする、リセットする。きっとイ・ボミ選手がやっていることには、こんな効果もあると思えるのです。どうでしょう? 次のラウンドでは、3ホールを16打で上がることに集中するため、チョコレートやバナナを持ち込み、もぐもぐしてみませんか?
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