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【ゴルフ】低くて強い球を打とう~スコア100切りの先へ#46~

橘です。一度100を切ったことがあっても、安定して100切り達成とはいかないアナタにアドバイスを贈る本コラム。今回はトラブルショットの基本、木の下を通す低い球を打つ方法をご紹介します。これで距離が稼げると楽になりますよ。

1打目がチョロで木が邪魔

なんてことでしょう。朝イチ、パー4のテーショット。身体が温まっていないことに加えて緊張していたアナタは、いきなりのチョロ。しかもボールは木の後ろ。たっぷり距離が残ってしまいました。

チョロ

ここはなんとか3打目でグリーンに乗せ、2パットのボギーでしのぎたい場面です。しかし普通にUT4で打つと、木に当たり飛ばなさそう。もし50Y飛んでも残り200Y。3打目でのグリーンオンは絶望的。ここは木の下を通しながら、できるだけ距離を出したいシーンです。

ロフトを減らして低く強く

こんな場面で少なくとも100Y。できれば150Yほど飛ばす方法をご紹介します。まずは構え方。

構え方図

使用クラブはUTの4番。もし5番アイアンを持っていたら、それでもいいかも。一番大切なのは、ボールの位置です。右足爪先の延長線上に置きましょう。グリップは左太ももの前。するとシャフトがかなり傾いて構えることになります。ヘッドはかぶせて。ロフトを減らしてボールが高く上がるのを防ぐためです。スタンス幅は狭め、肩幅と同じぐらいでOK。振り抜きをよくするために、左足をすこし引いて身体をわずかにオープンにしてください。

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ふり幅は腰から腰のイメージ。クラブヘッドを低く引いて、極端なハンドファースト。ボールを打つタイミングで手の位置を左太もも前に来るぐらいの感覚です。そしてヘッドをリリースしない。フェイスを返さないといってもいいでしょう。感覚的には手打ちでもいいです。これでボールが上がらす前へ低く飛び出します。

もちろんコースでいきなり試すわけではなく、練習場試してほしい。できれば行くたびに2、3球だけでもいいので、この打ち方を実践してください。次第に力を入れなくてもボールが飛んでくれることがわかると思います。慣れてくれば、身体に捻転を加えてシャープに。ボールの位置を変えていけば、高さの調節だって可能です。次第に距離も伸びてくると思います。

木がスタイミーなシーンでも有効

木の間を抜く

アナタの目標はいつでも100切り。さらにその先にある、80台でのラウンドのはずです。それには、この低く強く出す打ち方を覚えてラウンド中に生かしていく必要があります。

写真のように、グリーンまで近くても目の前に気が立ちふさがる。しかしうまく抜ければグリーンエッジまで運べそう、こんなシチュエーションでグリーンを狙うことができるようになります。もちろん林の中からの脱出も、グリーンに戻すだけという消極策だけではなく、距離を出してグリーンを狙うショットへの負担を減らしていく積極策を採用することが可能になってきます。

100切りにはギャンブルは禁物です。しかしその先を見据えてのチャレンジも必要な時期が来ます。ぜひ練習場で試してください。

テーマは100切り、その先です

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。私自身は、100切りの先、80台でラウンドするために、大変な回り道をしてきた、単なるアマチュアです。アナタがそんな経験をしなくて済むよう、アマチュアなりに身に付けてきたことを伝えさせてください。引き続き、よろしくお願いいたします。


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