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【ゴルフ】HS38m/sの悲しきセッティング

橘です。今回は少し趣向を変えて、ヘッドスピードが並以下の38m/sしかない飛ばない族である、私の悲しいセッティングをご紹介させてください。同じように飛ばない人の参考になれば。

まずは14本の全体をレビュー

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それではまず、14本の組み合わせをご紹介します。というか、実際は15本持っていて、基本的には5Wを使っていません。

1W:スリクソンZ585(スピーダーエボリューションIV50 硬さS ロフト10.5度)
3・5W:スリクソンZf85(アッタスEE55 硬さS ロフト16/19度)
3・4・5・6UT:スリクソンZh85(アッタスEZ65 硬さS ロフト19//22/25/28度)
7〜PW:スリクソンZ585(NSPro950 硬さS ロフト29/34/39/44度)
WEDDGE:アキラ ツアーウェッジ3(NSPro1050 硬さS ロフト48/53/58度)
PUTTER:オデッセイ オーワークス 2ボール ファングS or 初代2ボール
BALL:スリクソンZ STAR xv(2019)

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お察しの通り、基本的にはスリクソンで統一しています。

ドライバーはZ585

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飛ばない族にとってドライバーは生命線です。まず第1打目である程度のところまで運ばないと、長いパー4ではパーオンもままならないからです。ダンロップの試打会でさんざん打ちまくった結果、おすすめされたZ585をその場で購入してしまいました。


球筋は基本的にドロー系。昔からなぜだかクラブをインサイドから入れるのは得意でした。ヘッドスピードは何度計測しても38m/s。ミート率は生意気にも1.45~1.48。キャリーは最高で200Y、ランを入れても220Yしか飛びません。いろいろ聞いた一番の原因は、握力が30kg弱しかないことみたいです。これは20代の女性の平均程度しかない。握力が弱すぎてクラブの重さやインパクトの衝撃に手首が耐えられないそう。だから総重量は300g

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リシャフトしたフジクラコンポジットのスピーダーエボリューション4の5Sで、振動数は250~260cpmの間って感じでしょうか。純正のMiyasaki 5Sも持っています。振動数は240~245cpmぐらいです。冬場だったり、調子が悪くてクラブが振れていないときのため、タンス預金中です。

FWは1本、UTは4本!

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FWもUTもスリクソンZ585のシリーズであるZf85、Zh85で統一しています。クラブの見え方が統一感があるほうがいい。打感もなんとなく似ている気がします。5Wはウェッジを増やしたいために、なくなく14本のレギュラーメンバーから外しました。もうひとつのポイントはUTを4本入れていることですよね。

ヘッドスピードが低い、遅いということは、アイアンが絶望的に飛びません。最適なスピン量を与えることが出来ずに浮力がない。そもそもダウンブローできっちり打てていないという問題もあります。せいぜい打てて7番アイアン、ロフト30度前後まで。それよりロフトが立ったクラブは、いくら長くてもキャリーがほぼ同じになってしまうんですよね。

そこで導入したのがUT。いちばんロフトのあるUTは28度。いわゆる6番ユーティリティというやつです。これでキャリーが150~155Y。以降、25度で160~165Y、22度で170~175Y、19度で175~180度。3番ウッドで190~195Yなので、3UTと3FWの間にすこし距離が空きますが、それはまぁ仕方ないというか、ラウンド上での不都合がないので気にしません。

シャフトはアッタスのEE、EZです。FWは50g台、UTは60g台。人気ゴルフライターのT島さんがおすすめしているアレです。もう5年以上使い続けているのですが、ドライバーと比べてすこし柔らかめでタイミングが取りやすいため、まだまだ使い続けることになりそう。

アイアンは7番から、5・6番は使えません

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もう3、4年ほど、5番・6番アイアンは使っていません。先ほど書いた通り、ヘッドスピードが低い・遅いとスピン量が少なく浮かない、飛ばないためです。UTがハマっているので、不都合はほぼありません。

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現在のエースアイアンは、スリクソンZ585。いわゆる軟鉄鋳造アイアンです。ちまたでは打感の良し悪しで選ばれるといいますが、私の場合は切実にロフトの調整ができるから。アイアンにおける標準的なロフトピッチは4度だと思いますが、それだと番手ごとにキャリーの差が7・8Yぐらいしか出ないのですね。で、結果現在のロフトピッチは5度。PWで100Y、9番で115Y、8番で125Y、7番で135Yがキャリーの目安です。例えば最近の飛び系アイアンなら、PWでキャリー120Yとされているようですから、2番手は飛ばない感じ。ここもあきらめポイントのひとつです。

飛ばないからウェッジ3本体制

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総距離が6500Yぐらいのコースになると、パー4でも450Yとか普通にあります。すると飛ばない人は、パー4でも50Y以上残ることもザラです。というか、正直いえばパー4で残り80Yという状況も普通にあります。そうなると、普通は52度でフルショットと行きたいのですが、私の場合は52度でも70Y飛ばそうとするとひっかけたり捕まらなかったで大騒ぎ。そもそもの技量が絶対的に不足しているのです。そのため、100Y以内の距離は48度、53度、58度のフルショット直前のコントロールショットでやりくりすることなります。キャリーはそれぞれ90Y、75Y、60Yぐらい。ハマればパー4でパーが狙えるかもっていうレベル。悲しいです。

グリップはSTMのS1プロトタイプ

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足りない飛距離と技術を補うために、ウッド類、ウェッジ類は常にリシャフトが前提になっています。当然、工房でグリップを選んでくださいねっていう話になるのですね。通常であればGOLF PRIDEでいくところですが、せっかく好きなグリップが選べるわけですから、ちょっと高いなと思いながら、結局いつもSTMゴルフのS1プロトを選んでしまっています。特徴はなんといっても★型のイボイボ。最初は違和感しか感じませんでしたが、最近はすっかり慣れてなにも感じなくなりました。

大阪住之江発のローカルメーカーで、発売されてまだ10年程度かとは思いますが、高いクオリティと特徴的なコスメの影響からか、プロでも愛用している人は多いですね。とくに関西圏においては。

パターは2ボールを愛用中

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稲森プロが2ボールにラインを入れているという記事を見て、実際に手元にあった2ボールにラインを入れてみたら、これはこれですごく立ちやすく、ショートパットが入るようになりました。以来、2ボール党となり、現在使用しているオーワークスは、2ボールのパターとしては2代目になります。ボールにもしっかりと太めのラインを入れて合わせています。おすすめですよ。

最近、グリップをラムキンに変えて、ますます絶好調です。

以上、飛ばない族のセッティングでした。長文を最後まで読んでくれたアナタ、ありがとうございます。ご参考になれば幸いです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。私自身は単なるサラリーマンゴルファーでしかないのですが、プロではないがゆえに気が付くこともあるので、そういった点について自分自身の経験を踏まえてご紹介させていただきたいと思っています。引き続き、よろしくお願いいたします。

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