足のアーチ

偏平足

偏平足だからと悩むことはない

世の中的に偏平足は
良くないという風潮があります。

そもそも偏平足の人は何が問題なのでしょうか?
偏平足で生まれ、
足が痛かったのでしょうか。
うまく歩けなかったのでしょうか。
疲れやすかったのでしょうか。

見た目で判断していないでしょうか。
私の知り合いには偏平足が多くいます。
運動神経も良く何の問題もなく過ごしています。

幅広で靴を探すのに苦労しているだけです。

偏平足は偏平足で安定しています。

足の二つのアーチ

足は縦と横のアーチ持っています。
親指(趾)と小指(趾)と踵でアーチを
作っています。
何でこのような形になっているのでしょうか。

人が歩いたり走ったりした時に
片足に全体重が乗ることになり、
ものすごい衝撃を受けることになります。
衝撃を受けている感覚はありません。
いちいち衝撃を感じていたら
たまったものではありません。

足のアーチは、
上の写真のメガネ橋と構造が同じです。

メガネ橋は橋脚がなくても橋を通る
車など支えています。

力学的に上からの力に対して耐えうる
構造になっています。
上に何も乗ってなくても
橋自体に重力で上から押されているのと
同じ力が働いていて安定しているです。

アーチの欠点

アーチ状のメガネ橋には欠点があります。
それは下からの押し上げる力に対して
無力だということです。

メガネ橋を崩壊させるには、
中央部を下から強い力で突き上げると
簡単に崩壊します。

足の場合も同じで、
メガネ橋の中央部にあたる
いわゆる土踏まずのところを下から
押し上げると見た目には分からないが
足の形が崩れます。

土踏まずを竹ふみなどで
押しあげると、
短時間にやる分には、
あ~っ、気持ちい~で終わりますが、
長時間やってると不快感がでて
痛みを感じてくると思います。

竹ふみは適度にやった方がいいです。

足の生理的な状態

メガネ橋に車などが通り
上からの押し圧がかかるのと同様に、
足はしっかりと自分の体重をかけることが
生理的な状態をつくります。

座ってることが多い人は
足に体重が乗っていないので
足の障害が出やすくなります。

体重をかけることとは、歩くことです。    

歩いて体重を足に乗せることが、
足の生理的な状態をつくることになります。

家にこもってないで、
さぁ、外にでて歩きましょう!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?