投資戦略会議サマリー Vol.26:米国の雇用市場についての考察(2024/5/18)
米国の雇用市場についてチェックして行きます。5月入りしてからの雇用に関するデータが多数出ていますが、冴えないデータが多い印象です。すなわち長らくホットな状態が続いてきた雇用市場に、クルールダウンの兆しが見え始めました。モノや住宅のインフレ沈静化が見えたものの、最後まで「stickyだった(粘着性が強かった)」賃金インフレにも沈静化が始まるのかとの期待が高まりました。米債利回りの低下を好感しS&Pが高値を取りましたが、雇用に対するチェックは今後年末まできめ細やかに見て行く必要が