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6871 日本マイクロニクス:決算及び企業価値についての考察(2)

日本マイクロニクスが決算を発表しました。1~3月期実績の売上高は、前年比+20.7%増加の118億円でした。営業利益は25億円で、営業利益率は21.3%でした。
 
4~6月期の会社ガイダンスは、以下の通りです。売上高は、前年比+96.9%増加の142億円です。営業利益は34億円を予想、営業利益率は23.9%となります。同社は、期初(2024/2/14)に1~6月期の会社業績予想を出していましたが、その1~6月期の会社業績予想を上方修正しました。また、7~9月期の会社業績予想を出しました。1~3月期、4~6月期会社予、7~9月期会社予、の3四半期を列挙すると以下の様になります。
 
1~3月期 実績:
売上高:118 億円 前年比+20.7%
営業利:  25 億円
利益率:21.3 %
 
4~6月期 会予:
売上高:142 億円 前年比+96.9%
営業利:  34 億円
利益率:23.9 %
 
7~9月期 会予:
売上高:140 億円 前年比+64.0%
営業利:  29 億円
利益率:20.7 %

資料:日本マイクロニクス(業績予想の修正に関するお知らせ)

以下にQ(四半期)ベースの業績をチャートでプロットしました。今年の10~12月期については、様々な要素を考慮して当方で推定させて頂きました。そのメインシナリオ推定をチャートに反映させております。従って、以下チャートの右端の3本は、4~6月期の会社予、7~9月期の会社予、10~12月期の当方メインシナリオ想定、となります。

資料:Gold River

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