見出し画像

ガツガツ行こうぜ。

こんばんは、Goldriceです。


アラブ人豪邸での家政婦業は突如終わりを告げました。ちょっと受け身のように言いましたが、ハイ、私から辞めることに決めまして。あの広ーいお宅は私には体力的にきついものがあったんですが、新しく始めた国家公務員のお宅の方が条件がよかったので移ることにした、というのが正直なところ。もちろんアラブ人ママにはそんなことは言いませんでしたし、かな~り食い下がられたんですがお断りさせてもらいました。

アラブ人ご家族はみんな私が大好きになってくれて、それはありがたいことですし、ママは掃除洗濯全くやらなくなったと思いますからかなりあちらにとって割のいい家政婦だったんじゃないかと思います。依存させるだけさせておいてほっぽりだすのは裏切られた感もあるでしょうね~。。。何ら契約があるでもないんだけれども、悪かったなーと思う気持ちもちょっぴりあります。値段交渉すれば気持ちよく払ってくれただろうけれど、私の焦点はそこではありませんでした。

国家公務員のクライアントさんは初めの週終わった時点で上乗せして払うとおっしゃったので、私の仕事量はかなりのものなんだろうなと思ってます。比べる人もいないんで普通の家事代行サービスがどんなものかわからないけど。

アラブ人宅で洗濯物を畳んだりしているのは嫌じゃないし、到底彼らには出来ないレベルで整理したりするのも気持ちいいんだけど、そこはかとなく漂うメイド感というか使用人感が私のちっぽけなプライドを傷つけていくのがわかって、自分の仕事は自分で決めないと、と思ったんですね。文句言わずにやっている限りそれは私の仕事だから。

だから、国家公務員のクライアントにプロモーションしたんです。平日掃除に行くとそれだけで満足されているようだったから。面接のときには食事の話なんかもしていたんですけどね笑。私はプロの調理師なんです。ですから平日掃除に来るのはいいけれど、週末も私の時間を料理で雇ってもらえないかと。

気持ちよく上乗せして払うといったのにそんなことまで言ってくるのかーと思われるかな、とも思ったんで、一日お試しで無料にしますとサービスつけました。要らなかったら要らないというし、料理はしたくないと言っていたのでお互いに納得できればいいマッチングですし、彼女がダメなら他を探したっていいわけです。

というわけで明日一日サービスしてきます。前回家が綺麗に保たれていたのでちょっと夕食作ってと言われて照り焼きチキンしたので、良い感じです。欲しいものは欲しいと自分で言わねばなりません。一度した仕事は自分の仕事になります。したい仕事でも、したくない仕事でも。妥協してもしなくても自分の時間なんです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?