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Bedding

アラブ人豪邸で家政婦してますGoldriceです。


今日はアラブ人豪邸の日で、バスタオルとシーツの戸棚を整理する、というタスクがありました。それだけで1時間強!棚の高さが1メートル程が3段。棚を増やすことは考えてないとのことなんで、キレイに畳んでも積むしかなく使ううちに雪崩が起きるのは必須。唯一ピローケースは引き出し2段にきっちりこんまりさん流に立てて収納して美しくキメてまいりました☆

決められたところへ帰ってきてもその中で散らかっちゃってたケースだったんですが、モノが必要以上にあるとすべてに時間がかかってしまうので無駄です。シーツは基本1つのベッドに対して2組あれば十分。探す手間も省けるしぐちゃぐちゃになってしまうこともない。サイズの合わないものは持っていても邪魔なだけのように思う。おねしょする年齢の子供さんがいるところだとまた違うだろうけれど、こちらでは洗濯は乾燥機を使うのでベッドに対し1組でもいいくらいだと思う。わたしはこんまりさんではないので「これ処分しましょう」とは言えないけど、私の時間タダじゃないからモッタイナイ。


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シーツについて。ベッドとリネンはヨーロッパやラテンアメリカの人は歴史が長いだけあって沁みついている習慣のレベルが高い気がします。他人の寝室なんかそんなに見るもんじゃないから私の知る範囲だけだけれど、彼らはきちんと朝ベッドメーキングをする、それも、きれいにできる。私がフラットシーツでのベッドメーキングを教わったのはイタリア人でした。大体ゴムの入ったシーツをベッド側に使いますよね。あの畳みにくい奴。私はベッド側のシーツもフラットシーツでキャラメル包みにした方が感じがいい気がするし、もしかして楽なんだけど、セットで売ってるのは大体ゴムが入っている。デュベカバーというのも便利だけど、色気はないな。

イタリア人の友達はシーツも、日本の着物のように母から娘へ引き継ぐものだったと言っていました。イマドキはもう少なくなってるんじゃないかと思うけれど、彼女の家で見せてもらったおばあちゃんの代からのもの、は上質な白いシーツに刺繍が施されたものでした。シーツもアイロンをきちんとかけて保管すると長持ちするということで、とても良いものを見せてもらったと思ったものでした。

ちなみに大きなホテルにはシーツにアイロンを瞬で掛ける機械があるんですよ。シーツの幅だからかなり大きい機械で、印刷機みたいなのね。そこでボンって蒸気が入ってあのピン!っていうシーツになる。糊もつくのかな?従業員だったけどハウスキーピングじゃなかったからわからない。シーツ干すときに糊を付けるなんて、もうサザエさんの世界にしかない(サザエさんにないかもしれないけど)んでしょうね。知ってる?

聞かれてないけど私の今のべディングはIKEAで衝動買いした派手な柄物のデュベカバーとピローケースのセットをデフォルトにしています。ベッドリネンはホテル仕様の上質のバリっとした白が理想で、なかなか気に入ったものが見つからず薄いブルーやラベンダー、クリームだったりしたんです。ボルドーも持ってるんだけど、赤は眠れない。花魁じゃないし。だから安くなってたんだね。。淡い色は部屋が広く見えるし、ベッドって部屋のかなりの面積を占めるからベッドリネンに何を置くかって私には結構大事。うちはリビングは結構シックにしてるし、ただでさえ広めの寝室に、あまり物がないんでこれ以上広く見せたいとも思わなくて、IKEAでいっちばん派手だったセットを連れて帰ってきました。寝るとき結構楽しい感じでいいよ。IKEAは生地の質もどんどん良くなってきてる。

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