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経済と安全を両立する「新型コロナウイルス問題の解決法」(問題解決LIVE!シリーズ 完結編)

今年8月から新型コロナウイルス問題の解消法について、有志の参加者とオンラインで議論してきた模様をYouTubeリリースしてきましたが、今週月曜日(10月19日)についに完結編(第三回)を公開しました。

新型コロナウイルス問題については、日本では死亡者数の少なさ(約1700名)から、”第2波”後は、

「このままワクチンができるまでやり過ごせばいいんじゃないか」
「インフルエンザと同等の扱いにしてもいいんじゃないか(単に騒ぎすぎだ)」

といった楽観的な声も多かったのですが、そう悠長に言っていられないリスクも見えてきました。

そこで、ワクチン前に我々はどんな手を打てるかを考えた約30分の渾身の動画です。

世界に目を向ければ、10月ごろからロシアや中国では大きな副作用がないワクチンが効果を発揮しているという情報もあります。

またシンガポールやイスラエルでは感染再拡大による「サーキットブレーカー」が発動したり、イギリスやフランスで、夜間外出禁止やレストランの営業制限が行われたりと、世界的にはまだまだ予断を許さない状況で、とにかく混沌としているのが現在の状態です。

この時期に、物議を醸すセンシティブな話題はスルーしたほうが良いという見方もありますが、航空会社をはじめ、コロナで大きなダメージを受けている産業も多く、ビジネスに関わる社会人としては、そのままやり過ごせばよいという問題でもありません。

その意味で、今回の「新型コロナウイルス問題を考えるシリーズ」は、それなりにチャレンジングな企画でした。

3部作でファシリテーターを務めた岸良裕司(ゴールドラットジャパンCEO)からのメッセージです。

「TOCはコロナウイルス問題を解消できるのか?」これをテーマに「問題解決LIVE!」を2回、全国から延べ300人ほどの方々のご参加をいただき「経済と安全に妥協しない解決策」を議論してきました。

・新型コロナウイルス問題の根底にあるたった一つのジレンマ
・安全と経済の両立を可能にする解決策
・解決策が引き起こす副作用の解消
・実行への障害の解消策

その結果、編み出されたのが

「年末年始 国民感染予防週間V14」

という案。その骨子は以下の通りです。

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14日の検疫期間発病しなければうつっていないことがわかる。
ならば、みんなで14日間、誰にもうつさない、うつらない期間を
つくったらどうなるだろう。

誰も新型コロナウイルスに感染していない状況になれば、
マスク不要でみんな元の生活に戻れる。

14日は新型コロナウイルスを兵糧攻めする期間。

Vはウイルスに勝つVictoryのV。そして、14日のVacationのV。
14日間中もカウントダウンセットで毎日盛り上がり、14日後に
向けてお店に予約をどんどん入れる。そして、勝利をみんなで祝う。

ウイルスは人から人にうつっている。自分で動いているわけじゃない。
人が行動を変えれば何とかなる話。「国民感染予防週間V14」で
経済と安全の両立をいち早く実現し、日本は世界一安全な国となれる。

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感染者が増えて前回のような「緊急事態宣言」を出さざるを得ないような
いざという時の参考になればと願っています。

三部作の動画をまとめたURLはこちら
https://www.youtube.com/playlist?list=PLjRChz03Cn0W5IP4TT-18ZYqDB5ZyGWQU

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人類はペスト、天然痘、エボラ、SARS, MERSなど、色々な感染症と闘ってきましたが、ウイルス側も人類との闘いで常に進化し、さらにグローバル化によって風土病だったものが、一気に世界的に流行するようになりました。

今後も進化したウイルスと人類の戦いは果てしなく続きますし、人類が近い将来、地下や宇宙に住む時代になった時には、ここでの我々の経験値がきっと生かされるのではないかと思っています。

↓書き起こし(第1回)

↓書き起こし(第2回)


執筆担当:若林計志 (Kazushi Wakabayashi) 
予備校のカリスマ講師の衛星授業のあまりの面白さに大きなショックを受けて以来、下手な対面授業より、一流の映像授業の方が絶対に価値が高いことを確信。世の中に蔓延する「つまらない授業」「眠たい勉強」の撲滅を目指し、読書会からシンポジウム、MBA/ビジネススクール(大学院)まで、世の中のあらゆる教育・学習をデジタルコンテンツ化してきた。

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