「良い子の呪い」の解き方とは?~しばっちの考察~

みなさんごらんになられましたでしょうか?

「良い子の呪い」ってちょっとドキッとするタイトルです。
わたしはドキッとしました。

確かに聞き分けのいい子であれば、褒められる。けれど、自分が本当に思いやりがある子や、本当に独創的な天才ではないということは、自分では正直なところわかっていたし、時にはうらやましく、もやもやしたものです。
「良い子」はまじめだから、いろいろ勉強。でも教科書通りやっても失敗するか、成果は不十分。

これではがんばりがもったいない。

それにしても、教科書にない答えを作るとは言っても、怖い。恐ろしい。

教科書の外にでては、いい子でなくなるかもしれない。あるいは失敗するかもしれない。箱と矢印とバナナ(考えるための3つのツール。まずは動画を見てくださいね)を使うとはいっても。教科書に書いてある通り、誰かが言った通り、みんなが言う通りに書かないと、正解にならないんじゃないか、失敗するんじゃないか、と。

いやいや待て待て。教科書の外にでると、失敗するのか?
教科書通りにやるから、失敗してしまうことも多いのではないか?

なぜか。

目の前の現実は教科書通りであることはほとんどないし、後追いでは決して勝つことはない。自分の頭を使わない限り、本当に望ましい成果、目覚ましい成果はでないのではないでしょうか?

だとしたら、教科書についつい従ってしまう自分がいまさっき箱に書いたことは、「本当ですか?」と質問して、ちゃんと自分の頭を使って考えなければならない。

矢印でつないだことは、「Aが原因となってBが起こるんですね?」と質問して、ちゃんと自分の頭を使って考えなければならない。(「考える力をつける3つの道具」のp.53 ちゃんと論理的に考えるためのかんたん質問集 より。他にも強力な質問が書いてあるので、ぜひ本を買って調べてみてください。)

箱と矢印とバナナを使う上で重要なのは、質問して、自分の頭を使うこと。
誰かの言葉を引き写したり、論理のつながりについて真剣に考えないのであれば、結局、現実に合致しない解決策を実行して失敗につながってしまう。
(考えたことを誰かに相談するのも大事。難しい問題は一人では答えがでないのだから)

身に付いた習慣、癖を変えるのは決して簡単ではありませんが、どうにかして、教科書の外にでて、自分の頭で考えたいなあ、と思うのでした。

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しばっち
ゴールドラット最年少!と言われたのも今は昔。アラサーどころかアラフォーになろうとしている。でも、若いですね、とい言われ続けている。成長したい。元はシステムエンジニアでWEBサイトのシステムを作っていた。茶藝館でお茶を飲むのが好き。


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