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Onebeat 在庫回転ブログ

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在庫管理を人がするのは、もう時代遅れです。 面倒なことはAIにすべておまかせし、欠品と過剰在庫を同時に解消する在庫オートパイロットアプリ「Onebeat」のブログ記事をまとめまし…
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経産省が新・環境ガイドライン発表―環境対策と収益向上を両立するアパレルDX

2024年6月25日に、経済産業省から「繊維・アパレル産業における環境配慮情報開示ガイドライン」が発表されました。 https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/seizo_sangyo/textile_industry/pdf/20240625_3.pdf 目的は、地球環境への負荷低減です。 そのために、企業に情報開示を促そうとしているわけです。 簡単に言えば、 ・製品を作る際の環境負荷(エネルギーや水の使用、そして温室効果ガ

うわっ…わたしの初回配分多すぎ…? Onebeatで初回配分の「当てが外れた」を取り戻そう

とあるお客様とお話していると、「初回配分(店舗振分、店振り)の後、最初の1週間で売れ行きは大体わかる」とのこと。 なるほど、なるほど。売り切れそうなものはすぐ追加発注の手配にかかりましょう。 では死筋については? 「どう考えても在庫が多いのもすぐわかるけれど、何か奇跡が起こるんじゃないか、と祈っているうちにシーズンが終わってしまうんですよね」とのこと……。 未来は何が起きるかわからない。 売れると思って積み込んだのに!と初回配分で予想を外してしまう、そんなこともあるかと思いま

ECでOnebeatは使える? ECでOnebeatを使ってリアル店舗の売上を上げるカギとは?

ECでもOnebeatは使えますか?と聞かれたことがあります。 YES。ECでももちろんOnebeatは効果的です。 Amazonや楽天の自動補充も可能です。 おすすめは、ECもリアル店舗もどちらもOnebeatに補充させることです。 そしてもう一つ、オペレーションにある変化を加えるとその効果は驚くほど大きくなります。 そのカギも、下の方に書いておきましたのでぜひご一読ください。 さて、EC=オンラインストアの扱いはお客様ごとに様々です。 いつECにアイテムを並べる

85店舗のシューズチェーンで売れ残り解消 2024年最新AIシステムの性能

こんにちは。ユーキです。 シューズ業界の在庫管理って本当に苦労しますよね。 洋服だったらS・M・Lの3サイズで済むのに 男性用のシューズだと24センチから29センチまで5ミリ刻みで 11種類にもなるじゃないですか。 で、お客様が来た時に、ピッタリのサイズが無くて 5ミリ大きめのサイズを無理やりおススメしたり、 シーズンの終盤になってどうしても売れない端サイズを 処分しないといけなかったり。 バックヤードに限りがあるから仕方がないと あきらめていませんか? 実は朗報です。

AI補充発注でも設定地獄から逃げられないの? Onebeatは楽ちんです

先日、「Onebeatとっても楽ちんですね! 設定いらないんですね!」 というありがたい声をいただきました。 自動補充機能システムの導入中の方にお話を伺っていると 「いろんな設定があって大変なんです」「コンフィグ地獄」とか、 「設定に失敗したのでリリースが半年遅れて大迷惑! 大損害!」とか、 「新店舗とか新カテゴリごとに設定が必要で面倒」とかよく聞きます。 でも、Onebeatの自動補充機能は設定不要で動くんです。 新店舗、新カテゴリ、新品番、新SKUでも設定不要です

85店舗のシューズチェーンで売れ残り解消 2024年最新AIシステムの性能

こんにちは。ユーキです。 シューズ業界の在庫管理って本当に苦労しますよね。 洋服だったらS・M・Lの3サイズで済むのに 男性用のシューズだと24センチから29センチまで5ミリ刻みで 11種類にもなるじゃないですか。 で、お客様が来た時に、ピッタリのサイズが無くて 5ミリ大きめのサイズを無理やりおススメしたり、 シーズンの終盤になってどうしても売れない端サイズを 処分しないといけなかったり。 バックヤードに限りがあるから仕方がないと あきらめていませんか? 実は朗報です

衝撃の現実。日本のサプライチェーンが上手くいかない理由とは?

日本のサプライチェーンがうまくいかない理由について、 最近大きな発見がありましたので、皆さんと共有したいことがあります。 さて、今から皆さんにクイズを出題します。 もし一つでも間違えた場合、それはかなり深刻な問題です。 では、このクイズに答えていただけますか。 それでは、サプライチェーンの力を診断するテストです。 ・店頭と中央倉庫の在庫は予測通りか。 YES or NO ・AIを活用すれば、予測精度が向上する。 YES or NO ・海外での生産コストが低ければ、利

OMO時代のアパレル業界で、プロパー消化率をあと10%高める方法

こんにちは。Goldratt のトビーです。 アパレル業界の大きな課題の一つは、巨大なマークダウン(値下げ)です。 これは経営にとってインパクトが大きく、会社の経営に致命的なダメージを与えることさえあります。 プロパー消化率を巡るジレンマ いま多くの企業は「プロパー消化率」を上げられずに困っています。プロパー消化率とは「仕入れた商品数に対する、定価で売れた商品数の割合」のこと。 100枚のシャツを仕入れて、55枚が定価で売れれば、プロパー消化率55%。 では、なぜプロパ