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Onebeat 在庫回転ブログ

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在庫管理を人がするのは、もう時代遅れです。 面倒なことはAIにすべておまかせし、欠品と過剰在庫を同時に解消する在庫オートパイロットアプリ「Onebeat」のブログ記事をまとめまし… もっと読む
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記事一覧

無駄な在庫で、会社を貧乏にするサプライチェーン6つの罠とは?

会社を貧乏にする「サプライチェーンの6つの罠」というものを紹介します。 「ザ・ゴール」の本で多くの方々が一番不思議で、読んでもわからないようなコメントがあります。そのコメントは”面白いこと教えてあげよう。作業員が休むことなく、常に作業している工場は非常に非効率なんだ。” 作業員が休まないことは非効率とはどういうことか 作業員が休むことなく、常に作業する会社は非常に非効率って強烈なセリフだと思いませんか? この分厚い本の中でどういうことかを考えましたが、答えなかなか出てき

需要予測はなぜ当たらないのか?(欠品と過剰在庫を防ぐ新たな在庫管理方法)

「需要予測はなぜ当たらないのか」をテーマに話したいと思います。 様々なシステムが会社に導入されていますが、「当たるようになった」とか言って「いやーもうすごいんですよ。3割ぐらいは当たるようになりました」という人がいます。しかし、実際には7割が外れるんですね。 みんなが「いやーもう20%改善しました」とか言うので、「すごいですね」と言うんですが、もともと当たる確率が7割ぐらいだったんですよ。 それで20%改善したというのは、実際にはノイズみたいなものではないでしょうかと言っ

85店舗のシューズチェーンで売れ残り解消 2024年最新AIシステムの性能

こんにちは。ユーキです。 シューズ業界の在庫管理って本当に苦労しますよね。 洋服だったらS・M・Lの3サイズで済むのに 男性用のシューズだと24センチから29センチまで5ミリ刻みで 11種類にもなるじゃないですか。 で、お客様が来た時に、ピッタリのサイズが無くて 5ミリ大きめのサイズを無理やりおススメしたり、 シーズンの終盤になってどうしても売れない端サイズを 処分しないといけなかったり。 バックヤードに限りがあるから仕方がないと あきらめていませんか? 実は朗報です

衝撃の現実。日本のサプライチェーンが上手くいかない理由とは?

日本のサプライチェーンがうまくいかない理由について、 最近大きな発見がありましたので、皆さんと共有したいことがあります。 さて、今から皆さんにクイズを出題します。 もし一つでも間違えた場合、それはかなり深刻な問題です。 では、このクイズに答えていただけますか。 それでは、サプライチェーンの力を診断するテストです。 ・店頭と中央倉庫の在庫は予測通りか。 YES or NO ・AIを活用すれば、予測精度が向上する。 YES or NO ・海外での生産コストが低ければ、利

OMO時代のアパレル業界で、プロパー消化率をあと10%高める方法

こんにちは。Goldratt のトビーです。 アパレル業界の大きな課題の一つは、巨大なマークダウン(値下げ)です。 これは経営にとってインパクトが大きく、会社の経営に致命的なダメージを与えることさえあります。 プロパー消化率を巡るジレンマ いま多くの企業は「プロパー消化率」を上げられずに困っています。プロパー消化率とは「仕入れた商品数に対する、定価で売れた商品数の割合」のこと。 100枚のシャツを仕入れて、55枚が定価で売れれば、プロパー消化率55%。 では、なぜプロパ