アシンメトリーな日記 : 46日目
未練は未熟さから 3
東京最終日の3日目。
その日は朝からチェックアウトの時間が迫っていて、10時にホテルを後にする。
それから、最後にもう1人会う予定があった。
でも待ち合わせまで少し時間があったから、天気も良かったしもう一度皇居ランを!笑
皇居ランをする人が多いのか、皇居の周りには荷物も預けれるロッカーの設備もあり、さすが東京だとすごさを感じてました。
2回目もあってなのか、皇居ランが思いの外、快適で時間が押してしまった。
待ち合わせの時間に遅刻しそうになったので、仕方ないのでタクシーを乗ることに。
多分、気持ちは焦っていたんだろう。
それでもタクシーに普段乗らない僕は、タクシーに乗っている時間も楽しみたくて、運転手さんとたわいもない話をする。
待ち合わせ場所は靖国神社。
靖国神社はなにかと外交の場面で問題なる場所だけど、日本の為に闘って死んでいった英霊に、一度手を合わせておきたいと考えていた。
彼らが命を掛けて、今日の日本を作ってくれたと思うと涙が出てくる。
人類の歴史はそうやって続いているんだと、自分のアイデンティティを居場所を見つけていた。
海外、特にアメリカで生活していた僕は、自分のアイデンティティのルーツはどこにあるのか?
という疑問を持たされる、有難い環境に身を置けれることとなっていた。
アメリカは移民の国なので、過半数の人がそうやって自分のルーツを模索している。
そんなこと、日本に生まれて生活している人には感じれない事を体験させてもらえた事は、自分の大きな財産となっています。
「靖国で会おう」そう日本人男女は約束した。
ようやく靖国神社へ到着。
タクシーの支払いを済ませ、荷物をロッカーに入れて待ち合わせする人と連絡をしようとして気がついた。
「えっ!?」
携帯が無い。。。
それではまた、あす!