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占いの性格が該当しない理由

伝統的な西洋西洋占星術では、その人の性格を天体のアスペクトや位置から読みます。ざっくり言うと、ハードなアスペクトがあると性格に難ありで不運、ソフトなアスペクトがあると円満な性格で幸運のような解釈をしていきます。

でも実際にその方のホロスコープを見て、接してみると、あれ?該当してないなと思うことが結構あります。

ホロスコープでは円満な性格だと出ていても、とても攻撃的な方だったり、逆にわがままな性格と出ていても人に譲るような方だったり…

私自身も、自分のホロスコープで当たっているところもあれば、これは違うなと思うところもあり疑問に思ってきました。そして色々な方のホロスコープをみて接してきて、こうなのではないかと確信したことがあります。

それは、天体と天体の組み合わせが悪くてもその天体の組み合わせの性質が出やすいので、その方が人間性を良くしようと努力していたり、ご両親の育て方だったり、環境により良い方に出ることがある。ということです。他の天体の影響によるところもあるかもしれませんが、どうもそのようなのです。

例えば、太陽と土星のソフトアスペクトがあると、堅実で責任感が強く仕事運が良い、ハードアスペクトがあると落ち込みやすく内向的で劣等感を持ちやすいとなっていますが、ハードアスペクトの方でも、堅実で責任感が強い方がいます。それは育った環境や本人の意識によって、良い性格のほうに転じているようです。また逆もしかりで、ソフトアスペクトでも、環境や本人の意識によって堅実なところが無い場合もあり得ます。

また、とても平和な島の島民の方たちのホロスコープを調べたら、ハードアスペクトの方たちも、円満な性格で不運なことも無かったという話も聞いたことがあります。これは周囲が良い人たちばかりで、平和で競争的な環境で無いと、ハードアスペクト的な性格や不運が出にくいということかもしれません。

ただ、ハードアスペクトがあると損をしがちなところはあるかもしれません。例えば、同じ天体のソフトアスペクトの方とハードアスペクトの方が何か同じ悪い行為をしても、ソフトアスペクトの方はお咎めなしでハードアスペクトの方だけ処罰を受けるなど…そういう意味ではソフトアスペクトが多い方は得です。

でも、ハードアスペクトの損というか不運の部分も、本人が意識的にソフトアスペクト的に振る舞うことによって軽減されてきます。

ですので、占いで良くない性格や性質が出ても、がっかりすることはありません。天体と天体の組み合わせの良い方の性質が出るように、ご自身で意識していけば良いのです。






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